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男鹿川沿いに建つ、川治温泉の内湯と露天風呂がちょっと離れている共同浴場。平日の午後、利用してみました。
入浴料510円は、内湯がある湯小屋の券売機で。廊下を奥に進んだ左側に、男女別の浴室と貸切風呂があります。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。洗い場には、3人分のシャワー付きカランがあり、アメニティは一般的なものです。電熱線ヒーターまであり、新しくて設備が充実してると思ったら、こちらの湯小屋は平成21年4月にリニューアルしたのだとか。共同浴場では珍しい、洗い場と浴室の完全分離型で、戸を開けて浴室へ。
9人サイズの石造り内湯には、無色透明の単純温泉(源泉名: 共同浴場源泉)が、かけ流しにされています。源泉36.3℃を、40℃位に加温。PH8.0で、肌に優しい浴感です。口に含むも、無味無臭。窓には目隠しの格子があり、下と横から川のせせらぎがちょこっと望めました。
続いて、一旦服を着て玄関から外へ。正面へ川沿いに歩き、薬師橋の向こうに混浴露天風呂があります。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場(100円ロッカーもあり)は、広めですが男女一緒です。
14人サイズの玉石混ぜコンクリート造り浴槽には、内湯と同じ源泉ながら、うっすら青みがかった湯がかけ流し。湯温は40℃位なので、加温ありでしょう。川に対して目隠しはありますが、脱衣場のガラス越しに丸見えです。
また、川の近くにもう1つの浴槽。こちらは、10人サイズの玉石混ぜコンクリート造り浴槽で、湯温は36℃位の不感温度帯。川のせせらぎに癒され、まったりできました。とはいえ、こちらも橋の上や対岸の旅館から丸見えなので、女性の混浴難易度は高そうです。
主な成分: ナトリウムイオン64.1mg、カルシウムイオン12.6mg、マグネシウムイオン0.6mg、フッ素イオン2.0mg、塩素イオン51.4mg、硫化水素イオン0.1mg、硫酸イオン46.9mg、炭酸水素イオン59.8mg、メタケイ酸43.0mg、メタホウ酸3.3mg、成分総計0.287g23人が参考にしています