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投稿日:2012年9月9日
見事な乳濁色 (新野地温泉 相模屋旅館)
organicさん [入浴日: 2012年8月12日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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奥土湯温泉郷に存在する旅館で、宿泊棟自体は大きくて立派ですが、温泉棟(と言うより湯小屋?)は木造でレトロな感じでした。内湯と露天風呂で各々が男女別になっており、露天風呂に移動するには一度着替えなくてはなりません。今回実際に入浴したのは内湯のみで、露天風呂はその景観のみを楽しみました。内湯は入口の木製扉ばゆがんで開け閉めが大変でした。スペース的には決して広くはなく、3~4人程度が入浴可能な湯船が一つあるのみです。実際に入ってみると、まず驚いたのが見事なまでの乳白色!私も今まで数多くの硫黄泉に入っていますが、それらの多くはお湯自体は透明で細かい白い湯華が多数舞って白濁して見える温泉が多いのですが、ここはまるでカルピスを薄めたかのように完全に乳濁していました。当然のことながら強烈な硫黄臭は感じましたが、湯温は適温からやや温めで入りやすく、酸性泉特有の清涼感も感じられました。露天風呂に出てみると、白い大きな温泉蒸気が吹き上がる光景が目に留まりました。ここは日本秘湯を守る会の会員宿でもあり、とてもハイレベルな硫黄泉を堪能することができました。
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