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2009年5月下旬に宿泊してきました。
きれいに舗装された道路に面しているので、たどりついた瞬間は「ん!それほど秘湯っぽくないなぁ・・・」と少々がっかりしましたた。
しかし、道路に面しているとはいえ、敷地がとっても広く、お風呂はすべて川べりにあって道路が見えないこともあって十分秘湯の雰囲気が出てました。
特に男性用の露天風呂は宿の敷地の端っこにあって、夜中にひとりで入っているといろいろな音(鳥やカエルやなんだかよくわからない獣(?)の声!?)がきこえてきて怖いくらいでした。
到着した日にどんぐりの湯とかつらの湯、翌朝(五時起きで)トチニの湯ともみじの湯と、貸し切り風呂4つを全部制覇しました。個人的にはどんぐりの湯とトチニの湯がよかったです。特にトチニの湯は湯船が二つあり面白かったです。
ちょっと残念なことは、蚊やハエやアブっぽい虫などがたくさんいるので、春~夏にかけては潔癖症な人にはちとつらいかも。
我が家は何度も貸切風呂エリア(川向う)と帳場を往復して4つの露天風呂の鍵を一生懸命借りましたが、帳場と貸切風呂が遠いのでもうちょっとシステムを考えてもいいかもしれないですね。
食事に関してはどれもかなり美味しかったのです。あえていうならば、この宿独自の目玉料理あればもっとよかったかもしれないですね。私は、茶碗蒸しの容器に入った「鯛とメークインの手毬蒸し とうきびすり流しあん」が一番気に入りました。
お部屋はとっても快適です。魔法瓶に入れた氷水が置いてあったのですが、温泉に入った後はとっても美味しくてうれしかったです。
サービスは過不足なくいい感じでした。到着時の宿(特にお風呂)の説明などは不十分なようにも思いましたが、くどくど余計な説明をしないで、こちらがきいたことにはしっかりこたえてくれるというのが逆にいいなって思いました。
多分ご家族でやってらっしゃるんでしょうが、お爺ちゃんぽい方が一生懸命生け花をしてたのが印象的でした。
私が特に感心したのは部屋においてある宿内の案内やお風呂の説明などの各種冊子です。なんと、使っている食材などについても1冊の自作の冊子(アルバム?)にまとめてあってとてもわかりやすかったです。8人が参考にしています