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今回の北海道温泉旅行のスタート地点として立ち寄らせて頂きました。支笏湖は千歳空港からもそれほど遠くないため、立地的にも便がききます。湖畔に存在するということで、行く前には建物全体が開放的な場所にあるものと思っていましたが、実際には幹線道路からやや奥まった林のなかにポツンと建っており、その点では秘湯気分が感じられました。1000円というやや高めの入浴料を払い、まずは早速内湯と併設されている展望露天風呂へ。意外だったのは、施設が割と最近改装されているらしく小奇麗で、何とサウナまで完備されていました。泉質は展望露天風呂がやや熱めの緑茶色の金気臭溢れる濁り湯であるのに対し、内湯は温めの透明感があるものでした。そこから数十メートルの廊下を隔てて有名な湖と繋がっている露天風呂へ向かいました。当日の水深は1メートル弱で中腰で立つにはやや浅く、座るにはちょっと深めの湯量。底は砂利布きで自然感溢れるもの。温めの透明なお湯はあまり特徴が感じられず、湖の景色も望めないこともあり正直言ってそれほど落ち着くものではありませんでした。但し、このような天然の露天風呂は貴重であるため、これからも末永く保存して頂きたいと思います。
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