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函館バスの「恵山御崎」バス停から、距離にして約50m。函館市郊外の恵山の麓、海岸のコンクリート護岸に設置された、地元町内会が管理する混浴の共同浴場。平日の午前中、寄ってみました。
道道635号線沿いで駐車場もありますが、目立つ看板は無いので一見どこ?ってなる位に、ちょっと場所がわかりにくいです。というのも、海岸沿いの階段を下りた所に、ドアも無い浴場があります(屋根はあるから湯小屋かな)。すのこ板が敷かれ、棚にプラ籠が置かれた男女一緒の脱衣場。寸志は、水色の木箱へ投入。奥に5人サイズの石造り浴槽が1つだけあり、緑褐色がかった透明のカルシウム・ナトリウム・マグネシウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉(源泉名:御崎1号井)が、源泉かけ流しにされています。少しキシキシする浴感。この時はまだお湯張り中で、普段は湯口のホースがお湯の中なのに、すっかり露出。口に含むと、鉄炭酸味がします。窓からは、海を眺める景色。潮騒に癒されつつ、しばらく貸切状態でまったりしました。
きれいに掃除され、管理が行き届いているなあという印象。程なく地元の方が来られお話させて頂きましたが、以前に観光客のマナーの悪さから町民以外の入浴が一時禁止になった経緯があるようです。また解放して頂いた町内会の方々に、本当に感謝ですね。そして、これからも温泉好きな皆さんも入れてもらえるよう、やっぱりマナーは大切にしなくちゃと思い、次の目的地へ向かいました。
ちなみに、分析書はなぜか別表しか掲示されておらず、成分等の詳細は不明です。しかも、平成2年のものだったので、泉質名も参考までに。18人が参考にしています