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まるでコーヒーに入浴しているような濃い黒色の温泉です。お湯の肌触りはやわらかで、よく温まります。一軒宿の温泉です。館内に掲出された温泉分析書の日付が昭和49年になっていましたので、おそらくそのころの開湯だと思いますが、建物の風格からして、それ以降、建物は大規模な改修をしていないように見受けました。浴槽は、重曹泉と食塩泉の2種類で、決して大きな浴槽ではありませんが、他には見られないようなコーヒーのようなお湯に浸かるのが楽しくて、私は気になりませんでした。確かに建物は新しくはないのですが、館内は清掃が行き届き、清潔な感じでしたよ。
実は、20年ぶりくらいの利用になりますが、お湯は、当時と少しも変わっていなかったようです。入浴料金500円(大人)。私は利用しませんでしたが、他の利用客との共用と思われる大広間の利用料金を含むと850円(同)だそうです。(H20.10.12利用)9人が参考にしています