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この日、正午過ぎにはレンタカーを返却する必要があったので、千歳空港から最も近い観光地、支笏湖で午前中を過ごすことにしました。
観光船では支笏湖の透明度の高い水中も見ることが出来てとても楽しかったのですが、気温が14度ぐらいしかなく、体はすっかり冷え冷え。旦那さんから「時間があるから温泉でも入っていこう」という提案。
普段なら小躍りするところですが、「時間がある」といったってたったの1時間程度。しかも観光船発着所周辺の立ち寄り湯が出来るところは、すべて11時からの営業。泣く泣く¥1000の利用料を承知で10時から利用可能な丸駒温泉旅館さんへすっ飛ばしていきました。
大変申し訳ないのですが、周りの風景とか見ている余裕無し!お金を払って、とにかくお風呂場へ急ぎました。
さすが¥1000だけあって、脱衣所も展望露天も内湯も真新しくて綺麗。けど、売りの天然露天は30m先?!超特急で体を洗って、走るように天然露天を目指しました。ここに来て天然露天に入らないわけにはいかないですから!
この日水深は110cmぐらい。湯温はかなり温め。けど、野湯未経験のごんごんには苔のヌルヌルとにおいが相当厳しかったです。お湯も特徴無いし、温まらないし、雰囲気ぶちこわしのビールの自販機あるし。出来る限りこの湯船でまったりしようと思っていた当初の計画を変更し、また走るように内湯に戻りました。
少しだけ内湯に浸かりましたが、あまりインパクトがないので、すぐに笹濁りでいかにも濃そうな展望露天風呂へ。金気臭のするお湯は短時間の入浴でもガツンと効くいいお湯で、体もしっかりと温まりましたし、肌もスベスベになりました。
けど、やはり30分だけの利用というのは、お金も勿体ないし、頑張ってお湯を守っていらっしゃるお宿にも失礼だと思いました。もし再度利用することがあるならば、まったりと展望露天風呂で景色を楽しみながら入りたいです。けど、天然露天はもういいかな…。ごんごんは「野趣」を理解出来るほどの繊細な感受性は持ち合わせていないようですので…。2人が参考にしています