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投稿日:2023年2月3日
かけ流しにされた茶濁ぬる湯でまったり… (川の駅 船小屋恋ぼたる)
きくりんさん [入浴日: 2022年4月10日 / 2時間以内]
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かけ流しにされた茶濁ぬる湯でまったり
矢部川のほとり、芝生の筑後広域公園の一角に位置し、物産館や足湯を併設する川の駅にある、平成24年(2012年)にオープンした日帰り温泉施設。また、九州温泉道の対象施設でもあります。日曜日の午前中、利用してみました。
10円返却式シューズロッカーに靴をしまい、通常入浴料600円(この日は、ぬくぬクーポン利用で100円割引)は、玄関を入って右側の受付で。奥へと真っ直ぐに進んだ突き当たりに、男湯があります(女湯は、手前を右折)。毎週、男女入替になるのだとか。
100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に9人分のシャワー付カランと3人分のシャワーブースがある洗い場。アメニティは、アロマ系です。
窓際に10人サイズの石造り内湯があり、茶褐色に濁ったマグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩温泉(源泉名: 筑後船小屋温泉の湯)がかけ流しにされています。泉温30.9℃を加温・加水(入浴に適した温度に保つため、温めた湯を加水)して、40℃位で供給。PH6.7で、ちょっぴりキシキシする浴感です。消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、鉄臭とゴム臭が混じったような臭いがして、甘味もある鉄炭酸味がします。透明度は20cm位でしょうか。
続いて、外の露天風呂へ。内湯の周りに10人サイズのL字形岩風呂があり、湯温は38℃弱位。よく見ると油のような薄い膜も浮いています。奥の湯口付近では、まったりしていたらちょっぴり泡つきもあります。
続いて、向かいの左奥にある屋根付き5人サイズの岩風呂へ。こちらは、湯温38℃位。また、右奥の少し階段を上がった高い所にも、4人サイズの岩風呂。こちらは、湯温39弱℃位。そこから溢れて、下の2人サイズの岩風呂へ。ここはもう湯温35℃位でした。
この時は時間帯が良かったのか、また露天風呂エリアは湯温が低すぎたのか、ほぼ貸切状態でしたが浴室内は撮影禁止なのが残念。囲まれて景色は望めませんが、岩風呂の縁にこってりと付着した温泉成分の析出物を眺めつつ、ぬる湯でまったりできました。
主な成分: リチウムイオン4.4mg、ナトリウムイオン594.3mg、アンモニウムイオン1.9mg、マグネシウムイオン347.2mg、カルシウムイオン454.6mg、ストロンチウムイオン7.1mg、バリウムイオン0.4mg、マンガンイオン0.3mg、鉄(II)イオン7.2mg、塩化物イオン21.7mg、硫酸イオン0.5mg、炭酸水素イオン4561mg、メタケイ酸140.5mg、メタホウ酸11.9mg、遊離二酸化炭素921.0mg、成分総計7.110g28人が参考にしています
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