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投稿日:2017年7月21日
ペンキ絵を毎年描きかえ (梅の湯)
baka123456さん [入浴日: 2017年7月18日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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古い銭湯でありながら、自前のHPを作るほど気合の入った施設。
京成検見川駅から近いので訪ねて見ました。
JR新検見川駅の近くは、そこそこ栄えていますが、京成駅の方は検見川神社の寂れた門前町で、コンビニなどは無いので注意が必要です。
さて「梅の湯」ですが、宮造り、千鳥破風を持つレトロ銭湯です。
脇に木のパレットが積んであり、薪で沸かしているらしい。
番台には、年齢は不詳だが若々しく綺麗な女将が座っておられます。
洗面用具や、なぜかカップ麺を売っているゴチャっとした小さめの脱衣所で、演歌が鳴り響いて郷愁を誘います。
小さな縁側と坪庭もあります。
浴室はカラン17、立ちシャワー2のこじんまりしたもの、シャンプーセットの備えはありません。
湯は、アワアワのジェット湯が41度くらい、薬湯(今日は緑色のヨモギ湯)が43度くらいか。
客は私を含めて4人と空いていました。
今年(27年)6月に描かれたばかりのペンキ絵があります。
丸山絵師の手になる「阿蘇山」で、以前は三陸の「奇跡の一本松」だったらしいですが、毎年描きかえている模様です。
これは大変でしょうが、古い銭湯でもペンキ絵を描きかえるのは「現役を続けるぞ」という意思表示であり、頼もしい限りです。
面白いのは、脱衣所の脇に、小さな露天岩風呂があることです。
いつもは漢方薬湯らしいのですが、今日の湯は硫黄泉みたいな白いやつで、これは私には嬉しかった。
移動が面倒くさいのか、他の客は誰も来ないので独り占めで利用。
水道とケロリン桶があるので、水をかぶっては入浴を繰り返し、煙突を眺めながら極楽気分に浸りました。18人が参考にしています
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