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投稿日:2011年5月14日
土曜日も1人素泊りOKの鉄輪の宿坊 (別府温泉と寺の宿 瑞光寺大谷会館)
ごんごんさん [入浴日: 2011年4月9日 / 1泊]
44.0点
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55.0点
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33.0点
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33.0点
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0 - 点
鉄輪のバス通りに面した、地獄めぐりや鉄輪湯巡りに便利な宿坊です。
外観はコンクリート造りですが、宿泊用の建物は完全に昔の民家の造り。通路は木の廊下で、お部屋のドアはガラスの引き戸です。4月とはいえ、まだ肌寒い日が続いていたのでコタツが用意されていました。
お部屋に冷蔵庫とトイレはありませんが、共用スペースに中型の冷蔵庫があり、共同トイレは新しい型のウォシュレットに改装されていたので、宿泊料を考えれば十分満足でした。
滞在中いつでも利用可能な大浴場は地下にあり、浴室は脱衣所から更に階段を数段降りたところにあるのが温泉好きとしては嬉しかったです。
内湯のみのシンプルな浴室で、湯船は2つありますが深さや大きさが少し違うぐらいで、湯の印象はほとんど同じでした。
お湯は透明度のある褐色で、湯船の縁には褐色の析出物が付着しています(画像)。特徴的な芳香や味は感じませんでしたが、優しい肌触りで入った途端肌がつるつるになる美肌の湯でした。温泉分析書の掲示が見当たらなかったのでお湯の成分は判りませんが、鉄輪ですのできっとメタケイ酸の値が高いのだと思います。
洗い場はシャワー付きカランが1基とカランが1基ありましたが、せっかくですので髪や体は湯船の美肌の湯を汲み出して洗いました。アメニティはシャンプーと石鹸のみです。
宿坊ですので、ホテルや旅館のような「利用者に嬉しいサービス」や「気の利いたの接客」はありません。
地下の食堂で供される食事の時間は、朝食7:30 夕食18:00と時間が決まっていますし、布団敷きはセルフサービス、バスタオルや歯ブラシセットの用意もありません。従業員の方にお会いするのもチェックイン/アウト時と食事の時ぐらいで、簡単な挨拶の言葉を交わすぐらいです。
けれど、この日たった1人の宿泊客だったごんごんのために、ずっと廊下でストーブを炊いていてくださったり、冷蔵庫のスイッチを入れていただいたりと、採算度外視の対応をしてくださって、とても感激でした。今度は旦那さんと利用したいと思います。0人が参考にしています