-
露天を利用しました。
泉温が29.6℃と低い為か、足を浴槽に入れたら底は半分水と言っていいくらいのぬるま湯でした。
この露天が面白くて、人が歩くと「地震か!?」と思うほど振動でペコペコと揺れるんです。松林と細い竹林に囲まれすごく静かで、眼下には木々の間から那珂川の支流である武茂川が望めます。そこで川遊びをしている人が見えるので、男の露天は結構見られているかも知れません。
『自然の館』と謳われているように、そこかしこにほったらかしの面が見られますが、いい意味で味があります。見上げると露天の屋根裏にでっかいハチの巣がぶら下がっていたり、カランの蛇口は捻るとしばらく水しか出なくて、徐々にお湯に変化する代物。八溝観音は白い傘を差し(笑)、畳敷きの休憩所に、ここの飼い猫が堂々とお邪魔して来たり‥‥。でもね、田舎出身の私にとっては、のんびりした空気が流れていて不快感は感じませんでしたよ。清潔なお風呂を望む人にはオススメしませんが、喧噪を忘れて寛ぎたい人にはいいんじゃないでしょうか。
いつまでも長湯が出来るので、リラックス出来て癒されます。一緒に浸かっていたおじさんはずっと鼻歌を歌っていました。内湯はあまり興味がそそられなくて、利用しませんでした。やはりここのウリはこの露天にあると私は思います。これからの寒い時期にはどうかな? と正直思いますけど、ぬる湯が好きな人は是非行ってみてください。3人が参考にしています