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都心から小一時間で山里の風景に囲まれた民家風の佇まいの旅館に辿りつきました。都会の喧騒を忘れさせてくれる鄙びた雰囲気が漂っています。浴室全体は床も浴槽も木造で露天風呂は無いものの大きな窓からは野趣溢れる山間の庭が臨め心が和らぎます。漆塗りという贅沢な浴槽に注ぎ込まれた湯は無色透明で体を優しく包み込むようなツルスベ感があります。ぬるめで長湯には最適です。浴槽と湯の柔らかな感触と静寂さに癒される温泉でした。館内のCAFE & BAR「こもれび」も、その名にぴったりの空間でした。
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