-
日帰り入浴で利用しました。層雲峡温泉へはおよそ2年ぶり。温泉街内部へは今回初の潜入で、メインストリートを形成する『キャニオンモール』なるものに、温泉街への固定観念を打ち破る新鮮さを感じました。ここはそのキャニオンモールにも面しています。
「湯元」と名乗るだけあって、2㌔先に6ヶ所の源泉を所有しており、それを誇示するかのように建物の隣には無料の足湯『足つぼの湯』まで提供しています。
肝心のお湯も掛け流しであり申し分ないのですが、どうも閉塞感漂う浴場により、特別な満足感は得られませんでした。
男女で内湯のレイアウトが違うようですが、(多分)共通して言えるのは、「露天風呂」が露天風呂でないこと。周囲四辺を高く覆う塀と、大きな屋根との隙間はほんのわずか。一般的な半露天風呂のほうがよほど開放感があると言っても過言ではありません。その結果、窓からの採光も不十分となり、内湯の開放感まで損なう結果になっているのです。
湯治宿ならいざ知らず、町全体でここまでリゾートイメージを打ち出すならば、肝心の温泉に対してもっと気配りしていいのではないかと思いました。4人が参考にしています