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投稿日:2011年7月3日
泉質以外はすばらしい旅館です (兵衛向陽閣(ひょうえこうようかく))
湯巡り三昧さん [入浴日: 2011年6月23日 / 1泊]
44.0点
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33.0点
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44.0点
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44.0点
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44.0点
4年ぶりにまた社員旅行で一泊しました。
立寄り湯はやっていないので、温泉に入るには宿泊するか食事付き入浴しかありません。
金泉は御所泉源・妬泉源・極楽泉源・熱泉1号の混合泉を循環式で使用しています。循環式といっても濾過や加水はしていないので、それなりに金泉を楽しむ事ができます。前回利用した時は少し塩素臭が感じられましたが、今回は塩素臭は感じられず、快適な湯浴みができました。
金泉は黄土色の濁り湯で、透明度は夕方に入浴した時は15cmで、翌朝は10cmと入るタイミングによって濁りの濃さに変化がありました。一の湯と二の湯は男女日替わり交替制です。大規模な旅館らしくゴージャスな雰囲気です。
一の湯の方が露天の浴槽が岩風呂で私好みでした。
内湯は一面がガラス張りで、草木の緑が美しくなかなかいい感じです。
風呂上りに寛ぐロビーは池のある庭園に面しており風情が感じられます。
庭園の小道を歩いて行くと三の湯があり、一の湯と二の湯がゴージャスな雰囲気であるのとは対照的に三の湯は湯治場の雰囲気です。
三の湯の金泉浴槽のみ少しオーバーフローがあり、泉質ではこの浴槽が一番と思われます。
三の湯に入っている人は大変少なく、大部分の人は一の湯か二の湯にしか入っていないようですが、もったいないので是非三の湯にも入ってほしいと思います。
金泉でない透明の湯の浴槽は全て白湯です。銀泉ではありません。
この白湯の浴槽は上がり湯であり、金泉は色が濃いので、入浴後に体を拭いても衣服が汚れる事があるので、それを防止するためにあります。
「兵衛向陽閣」さんは循環式のため、温泉マニアの方にはお薦めできませんが、有馬温泉ではマニアの方の好まれる泉質を売りにした施設は露天がなく、雰囲気もいまいちなところが多いので、一般の方には「兵衛向陽閣」さんがお薦めです。
※画像は風呂場前の庭園です。右側の屋根は三の湯に続く小道の屋根です。日本の旅館ですからこういう雰囲気の良さは大事なポイントですね。2人が参考にしています
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