-
天橋立の文殊さんの門前にある宿泊施設。日帰り客も積極的に受け入れており、平日昼間の訪問であるが、昼食時ゆえ食事処はごった返していた。ちなみに食事を摂ると日帰り入浴料金は半額になる。
食堂の喧騒の割にお風呂はこじんまりとしており、内湯は3人、露天は2人も入れば満員かと。洗い場は3つしかない。脱衣所も狭く、鍵つきロッカーはない。貴重品はフロントに預ける形式であった。幸い、私の他に入浴客はなく、小一時間ばかり貸しきり入浴を楽しめたが、グループ客が来ると台無しになる。このあたりは運の要素が大きいか。
泉質は高張性の食塩泉であり、舐めてみるとくっきりとした塩味を感じることができる。浴中の発汗の多さや浴後のべたついた肌なども食塩泉ならでは。天橋立温泉の引き湯とのことで、残念ながら除鉄されているとのこと。湯使いとしては循環・加温・消毒あり。内湯の温泉回収口は水琴窟になっているのか、「カラン・コロン」と涼しげな音色を出していた。露天の方は回旋橋が目の前にあり、船の通過にあわせて旋回する橋を見ることができる。しかしながら、簾を隔てているとはいえ、ほんの1~2mのところに観光客が歩いており、ちょっとした罪悪感を感じた。外から中は見えないのだろうか。。。
総括として言えることはお湯はまずまず。しかしながら、昼食時は賑わっていて落ち着きがないのが残念なところ。2人が参考にしています