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2008年にオープンした施設。共同浴場「丹波湯」と「大湯」を廃止。新しく「赤湯元湯」として誕生したそうです。GWに赤湯温泉に宿泊したので行ってみました。
「ゆーなびからころ館」という赤湯の観光センターに隣接しています。からころ館の方は大通りに面した大きな屋根の目立つ建物ですが、温泉施設はその奥のわりとそっけない感じの鉄筋のビルです。温泉は2階にあります。
実はこの赤湯温泉には烏帽子山公園の千本桜という大変な観光名所があり、その桜が今やちょうど満開の見ごろを迎えていました。赤湯の町全体を見おろすようにある烏帽子山が、この「赤湯元湯」のすぐ裏手、お湯に入りながら桜が見えるというロケーションです。さまざまな種類の大木の桜が小高い公園全体を覆うようにして広がっていて、思わず息を呑む美しさです。夜はもちろんライトアップしています。
そんなわけで「赤湯元湯」は入場制限が出るほどの混みよう。脱衣所も狭く脱ぎ着する場所もないぐらい、、、。カランは8つ。当然足りません。まあでも体を洗うわけじゃないので、かけ湯をして湯船へ。ここは二つの源泉が楽しめるのが売り。浴室には硫黄の香りがします。森の山源泉は熱め。源泉は60度ほどあるので加水しているようです。カランやかけ湯もこちらの源泉です。烏帽子山源泉はぬるめで、硫黄臭も強くちょっとヌル感があります。こちらの方が人気ありました。両方ともナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
湯船からガラス越しに烏帽子山が見えるのですが、もうすでに夕方だったせいか桜が逆光でいまいちの見え方。当然外からは反射して見えないようになっているので、時間によってはもっと開放的なのかも。それと11時から12時は清掃タイムで入れませんのでご注意を。4人が参考にしています