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投稿日:2004年7月23日
悪名高き明石・大蔵海岸の救いの神か? (明石大蔵海岸 龍の湯(たつのゆ))
久さんさん [入浴日: - / - ]
11.0点
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バブル崩壊直前、明石海峡大橋を観光目玉に「明石の大蔵海岸」は開発された。埋め立てた海岸を売り払い造成費用を捻出する予定だった。が、バブルは「はじけ」土地は売れ残り、明石市は今も頭が痛い。そこへ、開発に併せて作った人工水泳場で大事故が発生する。2001年花火大会のずさんな警備でJR朝霧駅から大蔵海岸への「陸橋」で大勢の命が失われた。続いて人工浜で海岸が陥没し幼い命が奪われた。その砂浜は今も「立ち入り禁止」状態だ。その海岸の目の前に出来たのが「龍の湯」だ。
大蔵海岸の広い駐車場で沢山の車が止まり、人気の程が伺える。天然温泉ではないフツーの大型お風呂屋さんだ。サウナ、気泡湯、電気風呂、ひのき風呂、露天風呂、展望岩風呂、釜風呂などお風呂の百貨店の趣。露天コーナーから「あの明石海峡、淡路島が見える」と思いきゃ。無粋なプラスティックの塀で遮られ残念。一角に一段と高くなった所がここの売り「展望岩風呂」横には濡れても大丈夫な「畳」のお休み場もある。そこへ上がり立っていれば大橋の橋桁から上が見える。湯につかれば空を見るだけだ。身長が2~3m程ある人には「いいんじゃない」。釜風呂と称する石のお椀型のお湯も、岩風呂もお湯が少なく、異臭を感じた。全体に何か不潔感が漂うのは、設備の色バランスが悪いのだろうか?湯を上がり、休憩所のテラスへ出て、始めて明石海峡大橋の全貌が見える。前の砂浜は立ち入り禁止が続く事故の跡、フェンスが張られ、ショベルカーが轟音を立てる風光明媚さだ。これでも、いま大蔵海岸一の集客力がある「龍の湯」は「怖い明石海岸」のイメージから抜け出せるか?1人が参考にしています
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