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- 尻焼温泉の口コミ 尻焼温泉 川湯
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その昔、川底から湧出する源泉で痔を治したことからその名が付いたという尻焼温泉。ワイルドな温泉としても名を馳せていますが、私は草津の帰りに立ち寄ることが多いです。花敷き温泉からさらに奥へ入り、長閑な山間にあります。公共の駐車場からは歩いて5分弱といったところでしょうか。
川全体が温泉になっていますが、完全に自然のままの川湯ではなく、湧出の集中している箇所を堰き止めて巨大な河原湯を作り上げています。他の方のレポにもありましたが、川底の石には藻や温泉成分の湯垢が付着していて大変滑りやすいので怪我のないようにお気をつけください。私は初入湯の際に、はやる気持ちを抑えきれず見事に滑りました(笑)。また奥のほうへ行くと結構深みになっているところもありますので、小さなお子さんには注意が必要と思われます。
夏場の休日には家族連れや水着着用の若者達で賑わい、それこそモノホンの温水プールと化しています。河原端ではレジャーシートを広げバーベキューなども行われ、キャンピング場の雰囲気さえ漂よいますが、自分も含め普通に裸で入浴する方々も多く、初めにその混在を目にした時は少々異様に感じたものです(笑)。静かに入浴したい方はなるべく平日に行かれたほうが良いでしょう。
湯温は湯が湧出してる付近でも40度弱、全般的に見ても体感36~8度といったところでしょうか。海水浴という言葉がありますが、温泉に入浴するというよりも川水浴をするといったほうがピッタリかもしれません。そしてなによりもこちらのウリは野湯のようなワイルドさと抜群の開放感でしょう。自然と一体化しのんびりと時間を忘れて入浴するのにもってこいです。湯温の関係もあり、春から夏にかけての入浴がベストだと思います。
ただ残念なことに、かなりの頻度で挙動不審な男性入浴者を目にします。入浴ではなく別の目的でいらっしゃっていると言ったほうが良いかもしれません。脱衣所もありませんので、女性の方は着替えに充分注意してください。15人が参考にしています