口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2022年7月25日)
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ひな泉と言ってもいい安曇野の穴場温泉
安曇野穂高温泉郷の山麓線(県道25号線)沿いに佇む、蕎麦屋がメインの昭和感溢れる鄙びた温泉民宿。平日の午後、日帰り入浴してみました。
事前に日帰り入浴ができるか連絡をしていたものの、到着すると玄関に準備中の看板が出ていてビックリ。「先程、連絡した者なんですけど・・・」と恐る恐る入口で告げてみると、「どうぞ」と笑顔でご主人が対応してくれます。蕎麦屋が準備中ということだったのかな。
入浴料600円は、玄関を入って奥のレジカウンターで。店内はまったく普通のお蕎麦屋さんなので、蕎麦を食べていないのにお金を払うという、ちょっと不思議な感覚です。
左手に通路を進み「岩風呂入口→」の表示に従って右折。途中で靴からスリッパに履き替えて奥へ進むと、男女別の大浴場があり、男湯は奥です。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。湯気抜きもある鉄骨とコンクリートブロックで作られた浴室に入ると、左右に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
奥に8人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 有明厚生温泉源泉と国民宿舎有明荘源泉の混合泉)が満ちています。泉温69.3℃を加水なし・加温ありで、42℃強位で供給。PH8.6で、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒もありと表示されていますが、塩素臭は気になりません。中央の灯篭のある石の塔横の塩ビ管から湯が注がれ、口に含むとほんのり石膏臭がしてまろやかな味。オーバーフローもあり、槽内循環もされているので、かけ流し・循環併用でしょうか。
公式HPには源泉かけ流しと書かれていたので、アレ?と思ってしまったものの、湯のコンディションは悪くありません。露天風呂はありませんが、ずっと貸切状態でまったりできました。
次回はリーズナブルに泊まってみたり(一泊朝食付5500円)、自慢の九割蕎麦も味わってみたい昭和レトロな湯宿でした。
主な成分: リチウムイオン0.6mg、ナトリウムイオン81.8mg、アンモニウムイオン0.02mg、マグネシウムイオン0.1mg、カルシウムイオン4.4mg、ストロンチウムイオン0.03mg、アルミニウムイオン0.03mg、フッ素イオン7.6mg、塩素イオン53.1mg、亜硝酸イオン0.03mg、硝酸イオン1.1mg、チオ硫酸イオン0.08mg、硫酸イオン37.2mg、リン酸水素イオン0.1mg、炭酸水素イオン73.7mg、炭酸イオン12.1mg、メタケイ酸183.1mg、メタホウ酸5.1mg、メタ亜ヒ酸0.1mg、成分総計469.6mg
※なお、平成24年の分析書だったので間もなく更新かも知れません。16人が参考にしています
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