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投稿日:2010年9月30日
高山の上にある温泉 (雲之上温泉 ホテル 開雲荘(閉館しました))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年9月5日 / 2時間以内]
22.0点
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高野龍神スカイラインから峠を下りていきまして野迫川村の役場のあたりから別の山に入っていきます。スカイラインからは「立里荒神」を目指してその看板の指示に従って進むと間違いないと思います。開雲荘はその奥になります。道はガタガタですし、荒神から先は1車線しか幅がないのでご注意を。本数は少ないですが南海りんかんバスの終点になっていまして、折り返しの時間待ちの間、運転手さんがいねむりするスポットでもあります(笑)。駐車場らしき広場に車を停めまして、ホテルに入っていきます。飼い犬が寄ってきて道案内してくれます。家族経営の宿みたいで、ほのぼのしますね。
フロントで受付をしまして、そのまままっすぐ進むと浴室です。簡単な脱衣所で、6畳ほどの広さです。脱衣所内に鍵付きロッカーはありませんで、廊下にセキュリティボックスがあります。
浴室は内湯の浴槽1つだけのシンプルなもので、アルカリ性単純泉が循環で張られています。詳細の掲示は分かりませんでしたが、27.5℃の源泉ですから加温はされていると思います。消毒臭は特に感じられませんでした。浴槽から表面張力が負けた分だけオーバーフローしています。お湯の特徴は少なく、かなりさっぱりしたものだと思います。
湯の特徴が薄いのが残念ですが、立里荒神の帰りとか、一風呂浴びて帰るのもいいのではと思います。ロビーには無料で使えるマッサージチェアがありますし、天体観測用の望遠鏡も備え付けてあります。当日は生憎雲之上とは行きませんでしたが、標高1200mの高地ですから日によっては雲海がきれいに見えることもあるのでしょう。すべては行い次第というところです(笑)。あと、注意していただきたいのが、そんな高地ですから麓との気温差は5~10℃あります。夏は涼しくて空調不要かと思いますが、冬はびっくりするくらい雪が積もります。2~3mという話ですし、氷点下20度の日もあるとかで、北海道なみの環境かと思われます。くれぐれも事故のないようにお願いします。9人が参考にしています