-
投稿日:2007年11月19日
これが「掛け流し」ですよネ。 (入之波温泉湯元 山鳩湯(しおのはおんせん))
牛乳500ml一気飲みさん [入浴日: - / - ]
44.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
ここしばらくは、私的にですが、すこし期待していた施設なんかでも、結局奴(塩素臭)に睨まれ通しで、挙句は「モウモウさんの芳しい匂いで、誤魔化す気か?」みたいな施設を引いて仕舞い、そろそろ、本格派の温泉に浸かりたくなり、nifty温泉をサクサクと物色していました所、「おっ!これは!」と思い、昨日行ってきました。
場所はR169、吉野を超えて、吉野川沿いをグイグイと進みます、道中、何軒か、温泉場がある様ですが「大迫ダム」の堤を渡り、さらに進んだ所にあり、「ダムから施設」までの間、土地的に「杉」でしょうか、木材を切り出す所があるようで、時折「大型車」が突っ込んで参ります、離合困難な箇所もあり「大型車」はお仕事中ですので、邪魔にならぬ様ご注意願いたいと思います。施設の少し手前に「五色湯」という別の温泉施設がある様ですが「山鳩湯」はそこより、もう少し奥にあり、駐車場所は、店の前に3台と少し離れた所に7台分くらい用意されています。
入館のシステムは、玄関をくぐると直ぐ受付があり、料金は「大人700円」です、脱衣所には「カゴ」しかありませんので、階下2ヶ所に小さな100円ロッカーがありますので、貴重品は、そこに入れて置きます、私が使ったロッカーの奥に「宿泊用の部屋」があり何故か、「見える様に」立派な布団を引いた部屋の襖が開けてあったのですが、あれは「今晩泊まっていかない?」的な軽いアピールでしょうか?また脱衣所、風呂場には「トイレ」などもありませんので、長湯の時の「小便休憩」もしくは「たばこ休憩」の場合は、一旦服を着る事になります。
粘る時は「ジャージ」か何か、持って行った方が便利です。日帰り入浴の時間は「朝10時~夕方5時」、私は朝の9時半過ぎの到着でしたが、程なく店の方が「兄ちゃん風呂やったらもう行けるでぇ」と声を掛けてくださり、少し早めから、入る事が出来ました。
さて風呂場の方ですが、「スー銭好き」の方には、恐らく理解不能な良く出来た風呂場、「サウナやジェット風呂」などございません、良い温泉がそこにあるなら、私的には不要です、他の皆様のクチコミの通り、カランは3つだけ、しかしながら「ドバドバ」に掛け流される温泉は、そのままダムの貯水部に流れ込みますので、これですら「ホントは付けたくないのでは?」と感じましたが、掛け湯だけってのも何なので、軽く身体を洗ってから「ドバドバ」の源泉掛け流し温泉を堪能しておりました。温泉の方は、味噌汁色系、内湯が40度前後でしょうか、長湯向きの湯加減、露天には、内湯の窓枠の下に切れ目が入ってあり、内湯の浴槽から露天の浴槽へ温泉が注がれる構造になっており、浴槽から溢れた温泉は、惜しげもなく流されます。本来「掛け流し」って言うのは、ここの様な事を言うんじゃないのかな?と感じました。匂いは「金気臭」っぽかったのですがこの匂いを「硫化水素臭」って言うのでしょうか、とても良い匂いが致します、飲泉も可能との事で、飲んで見ましたが「えっ甘いですか?」同じ味噌汁色系なら「花山温泉」かと思いますが、あそこより、多少マイルドで、飲めなくはない程度かなと感じました。
「賞賛しながら何故に★4つなのか?」ですが、やはり「客筋」がもひとつ良くないのかなと感じたのです、そもそも歴史的に、この手の「温泉場」っていうのは、今で言う所の「スー銭式」の入浴をされるお客さんを許容し続けて来たって事なのでしょうか?結構「おやっさん連中」でも「掛け湯」もせず、「ドボン」といきなり風呂につかって「ひゃ~ええ湯やぁ」と唸ってみたり「メガネのおっさん4人組み」が狭い露天で間隔を詰める事もなく、「大声でくっちゃべって、小一時間占拠」してみたり、女風呂からは「チビさんの嬌声」が響き渡ってきたりと、賑やかな事は結構な事かと思いますが、私的には、肩身が狭い思いがしました、しかしまぁ、日が悪かったと思うしかなく、平日に来ようと思っても夕方5時までとなると、せっかくの良い温泉だけれど、私的に狙える時間が、あまり無い所なのかなと感じた次第です。
午前中は、極楽気分で「どっぷり」温泉を楽しんで居たのですが、昼12時半を過ぎてから、私的には「閉口物」のお客さんが、続々と入って来られ、もう少し居たかったのですが、あきらめて上がりました。恐らく平日だったら、★6つは付けただろう、とても良い温泉さんかと思います。ちなみに「毎週水曜日」が定休日の様です。
風呂から出て来て、まだ昼の1時過ぎ、「源泉掛け流し宣言の町 十津川(とつかわ)温泉郷」にでも流れてみるかと思いましたが・・、今日はやめときます。奈良で温泉と言えば、この吉野界隈から、ズド~んと山の中へ入っていかないと、私レベルが思う「まとも」な温泉は無いのかなと感じました、ここ「山鳩湯」さんには、また来ようと思います、午前中に。1人が参考にしています
-