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自宅からそう遠くなく、以前から気になる存在だったので、昼過ぎに立ち寄ってみました。施設内部は今時のスパ銭そのもので、しゃれた雰囲気です。この日は冬の嵐でしたが、平日にも係わらず結構賑わっていました。
内湯は白湯なので感想は割愛し、源泉使用の露天に関して。掛け流しを謳っている『上の湯』なる湯船ですが、加水と加温はありです。投入されている湯は強烈な塩気ですが、匂いはさほど強くありません。温度は湯口付近で42度ぐらいで、湯口から遠いところはやや温めです。箱の大きさを考えると狭い湯船ではありましたが、この日は猛烈な風が吹き荒れていたためか人気がなく、のんびりと浸かれました。あいにくの天候で房総半島は全く見えなかったものの、大シケの東京湾も、まるで日本海を見ているようで、それはそれで良かったです。循環消毒の『下の湯』ですが、温度は結構ぬるめ。湯は明らかに『上の湯』より薄いと感じたので、泉質派の方には利用価値がないと思われます。
湯も及第点ではありましたが、ここの露天、休憩所、食事処からの景観は、多くの方が満足できるものだと思います。入浴料は1000円(平日)と少々値が張りますが、景観代と思えば納得できる金額です。横浜にお住まいの方は、海が見える温泉に入りたくなったら、わざわざ伊豆に行かなくても、ここで充分(?)かもしれません。が、スパ銭ですので混雑するリスクはあります。0人が参考にしています