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投稿日:2009年5月22日
海水浴のついでなら (はまなす温泉 わたつみの湯(閉館しました))
zuramasaさん [入浴日: - / - ]
33.0点
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国道27号線、若狭和田駅から海側へ入り、海岸までの狭い界隈を抜け、和田海水浴場のあたりにくるとある。国道沿いには大きな看板を見かけたのだが、集落の中は分かりにくいかもしれない。平日の午前、開店直後の入浴である。当然ながら混雑するわけもなく、地元の方の数名のみ、のんびりとした湯浴みを楽しめた。
湯は等張性の食塩泉。ほぼ生理食塩水と同じような湯である。源泉を舐めてみるとほのかな塩味を感じ、若干の土類臭がした。浴槽の種類としては露天岩風呂(源泉100%)にサウナ、内湯は源泉100%と源泉50%の「混合風呂」、白湯100%の風呂に水風呂がある。カランは10ほどである。ここまで来てわざわざ白湯に入る理由もなく、源泉に入る。少々の消毒臭がし、循環・加温されている。食塩の効能で湯上り後はほかほか感の持続がよく、肌は少々べたつく。湯温は42℃ほどの適温である。内湯からは小さいながらも庭園が見え、その向こう側には海岸が広がっている。立たないと見えないので開放感はない。露天も同様である。
まだ新しい施設ゆえに脱衣所や浴室は清潔そのものであるが、1つだけ残念なことが露天風呂の構造にある。底から循環湯を抜き取り溢れる湯は皆無のため虫類やゴミ類の排出がなされておらず、少々汚い印象があった。内湯の源泉浴槽には見られなかった油膜もあった。内湯は少々オーバーフローがあるのでその違いと思われ、湯の華ではないのではないかと推察する。開店直後の状態でこれだから、毎日換水されているのではないのかもしれず、特に露天においてはクオリティーに疑問が残った。このタイプの浴槽はどうしても水面付近のゴミとの格闘になってしまうので不満に感じた。とはいえ、近隣に対抗できる温泉も少ないところなので海水浴のついでの入浴ならば、内風呂に限ってありだと思う。0人が参考にしています
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