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投稿日:2021年6月28日
トロッコ列車と徒歩で行く爽快な露天風呂… (山小屋祖母谷温泉)
きくりんさん [入浴日: 2020年10月20日 / 2時間以内]
55.0点
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トロッコ列車と徒歩で行く爽快な露天風呂
黒部峡谷トロッコ電車の欅平駅から、ゆっくり歩いて約1時間(上り坂)。3つ目のトンネルを抜けた先にある祖母谷川の対岸に、大自然に囲まれてポツンと佇む山小屋。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。
祖母谷と書いて「ばばだに」と読み、嫉妬深いおばあさんの逸話にちなんだ地名なのだとか。近くに自然湧出する祖母谷地獄の源泉は湯量豊富で、この山小屋のほか名剣温泉旅館や猿飛山荘にまで配湯しています。また、冬季は閉鎖となる山小屋です。
玄関でブザーを押すと、中から女将さんが出て来るので、入浴料600円を渡します。女湯は玄関前の階段を下りた所にありますが、男湯は玄関を出て右手に進み、階段を降りた下にあります。
棚にプラ籠が並ぶ簡素な脱衣場には、ドライヤーなし。浴槽の手前左側に、1人分の洗い場があり、ボディソープ等のアメニティは一般的なものです。
2分割されたコンクリート造りの露天風呂に、うっすら灰色に濁った単純硫黄温泉(源泉名: 祖母谷温泉)が、かけ流しにされています。手前の16人サイズは、泉温77.5℃を加水して、42℃位で供給。PH7.70で、肌がスベスベする浴感です。パイプの湯口から注がれ、口に含むと玉子臭がして、ちょっぴり塩エグい味。底には消ゴムカスのような、黒灰色の湯の花が沈殿。また、白い糸状の湯の花も舞っています。
奥の5人サイズの方は、湯口がないので、湯温は40℃位でぬるめ。先客が上がられた後、開放的な露天風呂で秋色に色付き始めた山々を眺めつつ、貸切状態でまったりできました。
宿泊者専用の内湯もあるそうなので、いつか泊まってさらにフレッシュな源泉も楽しんでみたいものです。
主な成分: リチウムイオン0.7mg、ナトリウムイオン153.2mg、マグネシウムイオン1.2mg、カルシウムイオン24.5mg、ストロンチウムイオン0.3mg、マンガンイオン0.1mg、フッ素イオン3.2mg、塩素イオン147.1mg、臭素イオン0.5mg、ヨウ素イオン0.1mg、硫化水素イオン5.1mg、チオ硫酸イオン2.3mg、硫酸イオン71.5mg、炭酸水素イオン161.6mg、メタケイ酸186.7mg、メタホウ酸12.1mg、遊離二酸化炭素5.6mg、硫化水素1.2mg、成分総計0.79382g18人が参考にしています
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