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昨年に続き、この時期の北海道一人旅。
今日で滞在4日目。今宵の宿でひとっ風呂浴び、好物なビールを戴きながらの投稿。まずは滞在初日の宿。
洞爺湖温泉への宿泊は3度目になるが、こちらの宿へは初めての宿泊。温泉街、西外れの湖側に位置している。
外観、館内、客室共々、殺風景。流行のモダンな要素など全くなく、かなりの老朽化は否めない。おまけに活気もなく、静寂そのもの(笑)本当に昭和の匂いをプンプン漂わせている、超シンプルすぎる佇まいだ。ただ、洋蘭好きな方にはオススメ。廊下に置かれている。
男性フロントの方に館内説明を受けながら通された客室は3階305号室。8畳1間の室内には、床の間はなく畳、座布団、テーブル、広縁のカーペット、カーテンなどなど、所々にほころびが見受けられ、とにかく設備等は古いの一言に尽きる。
ただ、ビジネスホテルと遜色のない水周り等(シャワートイレにユニットバス)やテレビもソニーの最新鋭にするなど多少なりとも変革(笑)が見受けられた。
まあ、こちらでの癒しは、洞爺湖を一望できる景観の良さにあることかな。洞爺湖恒例の花火も客室から拝めたし、居心地はさほど悪くはない。
温泉は1階に設けてある。朝夕入れ替え制になる大浴場は男女とも同じ構造。こちらも昭和そのもの。湯は褐色の濁り湯。循環式だが塩素臭はなく、湯温も私に適温。小ぶりな露天からは腰をあげれば湖が一望。まあ、内湯共々、どっぷりと湯浴みができた。他、私の嫌いなサウナあり。
カランは10程、アメニティは客室の髭剃りと歯ブラシのみ。大浴場にはドライヤーが一つ。他、なんにもなし。
食事だが、宿内で唯一綺麗な施設のレストランで朝夕戴いた。
夕食だが、最初からドカンと運ばれ配膳された料理には、なんら特筆すべきものはない。もちろん品書きなどない。
温物は吸い物に定番の一人鍋のみ。肉料理が無いかわりにハムを使用された料理が二品程。造り(刺身)などとても新鮮とは言えない。品数も大食漢の方には物足らないだろう。かえって朝食の方が美味しく戴けた。
一応、宿の規模からして、これほどまでに宿の方を見かけないのも珍しい。少数精鋭なのかな。朝、見かけた社長らしき方は、完璧に上から目線(笑)一見客には関心なし。ただ、フロントの方は好印象。ひとり見送りもして頂けた。
食事時分かったのだが、当日は私を入れ一人客が5組程。他、グループ客が2組程。う~ん。まあ、二食付き8000円だから納得といったところかな。2人が参考にしています