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内も露天も小さいサイズの共同浴場。平日午前の訪問であり、地元の方が1名だけ。受付に来客リストがあり、「土曜午後、村外1・村内3」などと書いてあった。日曜の夜以外は閑散としている模様。
さて、湯質は湯泉地温泉からの引き湯であるので、おなじみの単純硫黄泉。泉源からの距離は1.3kmだったか。滝の湯よりも近いが湯質の違いはどうだろう。「はしご湯」をしない方針なので比べようもない。
源泉の温度が高いので、入浴者自ら加水による調節を行うことになる。浴槽が小さいので100%源泉だとつらいと思う。おのずと加水することになるが、湯が新しいことと硫黄臭がくっきりしていることで十分によさを味わえる。カランの湯も源泉。水道水を沸かすより安上がりなのだろう。
滝の湯が観光向けにリニュアルされたこともあり、こちら泉湯が「鄙び系」の主力になっている。湯上がり後の休憩所はないが、喧騒を避けた入浴が目当てならこちらをお勧めしたい。6人が参考にしています