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松之山温泉郷の兎口地区にある一軒宿です。
外観はこの周辺の民家そのままの造りをしていて、親戚の家を訪れたような親しみを感じます。別名「雲海荘」とも呼ばれていて、春や秋には前庭から素晴らしい雲海を見ることも出来るそうです。
明治39年開業からの檜浴槽をそのまま使用しており、洗い場も板張りでレトロな雰囲気の中入浴ができます。
お湯は緑茶褐色で濁りのある弱アルカリ性で、約37℃の源泉。2つある浴槽は、ひとつが非加熱の100%源泉槽で、もうひとつは24時間天然ガスで加熱している浴槽とのこと。ナトリウム-塩化物・強塩泉でほぼ無臭です。
こちらの味のあるホームページにも紹介されているように、ジオ プレッシャー型温泉で有限の資源の為、いつかは枯渇してしまうという一千年前の化石海水による温泉です。今回は残念ながら日帰り入浴は叶いませんでしたが、玄関にある恐竜の絵といい、女将さんやおばあちゃんの温かみのある対応といい、アットホームな雰囲気があります。3人が参考にしています