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(続き)
入浴棟に上ると休憩室などがありますね。成分表に目を通すと湧出量は279L/mで結構な量。
ここはさまざまな浴槽がありますが、温泉の利用状況を示す表を見るとすべての浴槽で加水無し。基本は加温ありの循環あり、消毒ありですが、
35℃浴槽については加温なし、循環あり、消毒あり。源泉の温度に近いということになりますか。
うたせ湯は加温なし、循環なし、消毒なしでこのうたせ湯がもっとも鮮度が高い温泉ということになります。
午後4時ごろで浴室はかなり混んでいました。
浴室に入るとすぐに丸い石で出来たオブジェ?上から湯が流れています。
その近くの壁には梅干の壺みたいなものがあり、中には湯の華が入っていました。そんな感じの湯の華が出ることがあるという説明のため置いてあるようで。揺するとまさにふやけた梅干のくずの様でした。
サウナはTV付きで86℃前後。体感的にはやや温め。14人程度の広さ。ハーブを使用していると書いてありましたが香りなどは感じず。水風呂は2人程度。
45、43、41、38、35℃と分かれた浴槽は非常に面白いですね。まず一発目にがつんと熱い45℃のお風呂に入りましたが最高ですね。そのあと35℃に入ってボーっとして。体がとろけました。
でも45℃や35℃に入っていると、多くの人が奇声を上げて出て行くのが面白く。熱いやら冷たいやら一言言ってすぐ出て行ってしまいます。薬湯とジャグジー以外は一通り全部入りました。こういう風にいろいろバラエティーに飛んでいるとお湯に浸かるということだけでも変化をつけて楽しめるのはとても良いです。
ややヌルヌルする感じ。お湯はナトリウム泉によくあるような香り(薄~い磯の香りとも感じるような)。
うっすら緑色。塩素臭は感じない。
脱衣場にあった浴室説明図では外気浴と表記されていた露天もあります。(写真下右)
ただ、とても小さく3人ほどでしょうか。そのすぐ向かいにうたせ湯。上がり湯のように新鮮な温泉を浴びるつもりで使いました。ただ、露天に浸かっている人に飛沫が飛んでいきそうだったので、とても気を使います。
クールダウンできるところは露天の縁。外側になんとか3人ほど腰掛けれる。ただし、石がごつごつしているのでお尻が痛く足がつかないのでぶらぶら、居心地悪い。
施設はとてもいいですが、露天の狭さについては皆さん問題にされる方が多いでしょうね。
浴後は突っ張り感あり。
※「源泉について」より
源泉名 さんさん愛ランドたけふ温泉
ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
pH 7.86、泉温 42.2℃、湧出量 279L/m(400t/日)
※温泉の分析年月日 平成7年9月28日の分析書より
泉温 42.2℃
Li 0.4、Na 536.6、K 6.1、Mg 3.3、Ca 6.9、Ba 0.7、Fe 0.6、
F4.7、Cl 20.8、SO4 0.3、HCO3 1422、
メタケイ酸 27.9、メタホウ酸 13.6、CO2 23.1、
溶存物質 2044mg/kg、
※温泉の分析年月日 平成16年12月16日の分析書より
泉温 36.4℃
Li 0.9、Na 460、K 11、Mg 2.5、Ca 6、Sr 0.1、Ba 0.6、Fe 0.1、
F 5.1、Cl 25、SO4 0.7、HCO3 1300、
メタケイ酸 24、メタホウ酸 14、CO2 22、
溶存物質 1.85g/L、成分総計 1.872g/L、
白崎公園内にある温泉スタンドが元湯とのこと。29人が参考にしています