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JR尼崎駅前には老舗のあま湯ハウスがあるが、後発の強み、当極楽湯によって入浴客を席巻された感がある。
確かに天然温泉の泉質では、あま湯ハウスが上だが、入浴料が三倍ともなれば躊躇するのが普通だろう。私とて、あま湯ハウスはむしろ好ましいと思う入浴施設なのであるが、ここまで価格差が生じ、しかも施設が新しいものができれば、そちらに客が流れるのが自然だ。
当湯は650円の入場料で、特別安くはない。東大阪店は370円で運営されているのだから、むしろ高い部類、しかし、駅前の競業店をにらんでの価格設定、さすが極楽湯、心憎い戦略である。
さて、設備であるが、露天エリアが充実している。岩風呂、桧風呂、たる風呂(これらはすべて天然温泉)加えて石風呂があり、ここは日替わりの湯、私が入浴した際は白ワインの湯であった。スタッフが浴槽に白ワインをドボドボドボと注ぐ豪快さが気にいった。サウナも乾式と釜風呂がそろっており、ソツがない。主浴槽と同じぐらい広い水風呂も好ましい。
かのように、極楽湯チエーンのうちでも充実した部類に属する。かなりコストパフォーマンスが高いと見た。
ただ、ここは駅前とは申せ、事実上かなり距離がある。JR線に沿って歩けばよいが、真っ直ぐだから余計に遠く感じる。雨の日などは結構辛い。0人が参考にしています