とき温泉 KAMABAの口コミ情報武芸川温泉やぬくい温泉を営む大丸グルー…

武芸川温泉やぬくい温泉を営む大丸グループが地下1500mから温泉を掘り出して土岐に造った温泉です。昨年秋にオープンしたイオンモール土岐内に建っていますが現金のみとなっていて、食堂も現金のみでした。精算機が現金のみだからとのことですが、ぬくい温泉もイオンの一画ながら現金のみなので、将来的にもクレジットカードや電子マネーに対応することは無いと思います。入口脇の壁一面にデコレーションされた美濃焼が圧巻でした。また、館内の売店では、美濃焼きも販売されていました。休憩室は岩盤浴の側に設けられていますが、奥の岩盤浴へ行かなければ館内着を着用しなくても休憩室の利用は出来るようになっています。電動リクライニングの椅子にそれぞれテレビが設置されていて、ヘッドレストにテレビのスピーカーが埋め込まれていました。椅子に座っている人にのみ音が聞こえ、周囲には音が漏れない構造です。また、ビーズクッションのある個室スペースも沢山用意されていました。退館時の精算機が驚きでした。下駄箱のキーに清算用のチップが付いているので、そのまま清算するものと思ったら違いました。下駄箱キーのチップを受付で処理してもらってバーコードのレシートを受け取り、バーコードを読み込ませての清算となりました。そして、清算すると退館用のバーコードが印字され、そのバーコードで退出出来る仕組みでした。人件費削減にはなっていないように思いますので、清算機を導入している意味がわからないシステムとなっています。
泉温28.1℃，pH8.4のナトリウム泉とのことですが、特徴は全くありませんでした。
内湯は、四角の湯船を２つ並べています。天然温泉の湯船は、端に2席の電気風呂を設けていました。シルク湯の湯船は、特許となる超微細な気泡によって白濁した湯にしています。シルク湯は色々な温泉施設で見掛けますが、朝靄の湖のように湯気のようなものが宙を舞ってスッと消える様は他では見たことが無いです。38℃の湯温設定となり、いつまでも浸かっていられます。水風呂は80cmの深さがあり、かなり冷たくしてありました。
露天風呂は、岩風呂のみ天然温泉としていて、大型のテレビが陽射しの影響を受けないよう斜めに吊るされていました。炭酸泉の湯船は湯出口からの供給が無く湯船の中からのみ湯を供給していました。また炭酸濃度が低いのか泡付きは殆ど無く、湯船の中で湯を供給している所でのみ身体に気泡が付きました。ジェット水流の湯船は寝湯のような造りですが、上半身を寝かせると頭が湯に浸かる構造でした。たぶん、座湯として使うのが正しいものと思います。四季の湯は入浴剤による変わり湯としていました。ローヤルゼリーの入浴剤になっていました。寝湯の湯船は、深い所で15cm位の湯が張られています。頭が高くなるように腰から上を傾斜させていました。陶器の壺湯は3つあり、白湯，アラジン美泡湯，美泡湯となっています。アラジン美泡湯は、ラジウム鉱石を含む陶器で作られていて、ラジウムの効果で常に湯が振動しているとのことです。泡は大きい気泡がブクブクと出ていました。
食堂で、キムチけいちゃん定食を頂きました。固形燃料で熱しながら食べるようになっていて、郡上の鶏ちゃんとは異なった味付けになっていました。
シャンプー,コンディショナー,ボディソープ付き800円。無料鍵付きロッカー有り,無料ドライヤー有り,露天風呂有り。大人は料金そのままで岩盤浴の利用が出来て、受付時に岩盤浴利用を申し出ると館内着が渡されていました。