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「温泉」に対する物心がついて初めて「泊まり」を経験しました。事前のリサーチでは川べりに佇む白濁した露天が印象的で、あとは予算的なものと、朝夕部屋食という理由で選びました。
宿への道程は「秘湯」と呼ぶに相応しいもので、豪雨明けということもあって宿の脇を流れる濁流には恐怖さえ感じました。建物の鄙び方もハンパでなく、正直「やってしまった・・・」と思ったほどです。でも不思議なもので宿の中は年季が入った廊下、階段など、とても落ち着く、どこか懐かしい感じに包まれ、大満足でした。露天は写真で見るほど広くありませんでしたが、川沿いの風情あるもの。最も意外だったのは「内湯」。脱衣所が別の混浴内湯には白濁した湯が満たされ、石造りの浴場がなんとも言えずいいのです。泊まりと言えば朝風呂ですが、寝坊助の私は結局入れずじまいでチェックアウト。次回は是非朝風呂を堪能したいです。2人が参考にしています