口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2023年12月13日)
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まさに矢板の秘湯と呼ぶべき鉱泉宿
八方ヶ原高原の山裾にひっそりと佇む、赤い屋根が特徴的な慶応2年(1866年)に創業した赤滝鉱泉の湯治宿。近くを流れる中川の上流に赤滝があったことから、そう名付けたとのことです。土曜日の午後、日帰り入浴してみました。
宿の手前から数百メートルは勾配がきついダート道なので、4WD車でないと辿りつけません。看板が出ている駐車スペースに車を置かせてもらい、徒歩で向かいます。
入浴料500円は、奥の縁側のある建物で女将さんに。そこから建物の奥へと進み、右手に廊下を進んだ右側に浴室があります。1つの浴室を、交代で使うのだとか。先客がいましたが、すぐに入替わって浴室へ。
棚にプラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に2人分の蛇口がある洗い場。石鹸などのアメニティはありません。
鉱泉なので、湯温低下を防ぐため、木の板で蓋がされています(入る時は自分でどかして、出る時は元通りに)。
奥に頑張って2人入れる(でもまあ1人用でしょう)サイズの木造り石枠内湯があり、うっすら茶褐色に濁った酸性・含鉄(II・Ⅲ)ー単純冷鉱泉(源泉名: 赤滝鉱泉)が満ちています。泉温11.9℃を加水なし・加温ありで、41℃位で供給。PH2.9で、さらキシとした浴感です。循環・消毒もなしかな。赤いバルブを捻ると、冷たい鉱泉が出ます。湯口の湯を口に含むと、ほんのりと鉄臭がして、酸っぱ渋い。浴槽横の穴から加温された湯が出ていて、じんわり温もりを感じられます。
窓を開けても景色は望めませんが、薪を炊く芳ばしい匂いに癒されつつ、ずっと貸切状態でまったりできました。
周りには全く何も無い山の中にある宿なので、デジタルデトックスなどにはもってこいの湯宿かと思います。
主な成分: 水素イオン1.3mg、ナトリウムイオン9.5mg、アンモニウムイオン0.2mg、カルシウムイオン21.3mg、マグネシウムイオン4.1mg、アルミニウムイオン12.7mg、マンガンイオン0.4mg、第一鉄イオン17.3mg、第二鉄イオン11.4mg、亜鉛イオン0.6mg、塩化物イオン6.6mg、硫酸水素イオン11.5mg、硫酸イオン270.8mg、硝酸イオン2.6mg、メタケイ酸79.3mg、成分総計0.452g
※なお、比較的新しい2020年の分析書が掲示されていました。15人が参考にしています
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県道56号から左に行くと小滝鉱泉、右側を下りると赤滝鉱泉。
途中に駐車場があるので普通車はここに置いて歩きます。私は
4WDなので急坂を宿近くまで行きました。
単純酸性鉄冷鉱泉 成分総計698,8mg/kg
昭和61年の分析表がありました。
温かったら沸かします(なんとマキ釜です)といわれ浴室に。(写真)
使われているのは一つだけでしたので、連れと入りました。
源泉蛇口があり、自分で調整できますが、冷鉱泉なので湯温が温くなり
溜まり湯での入浴となるのが残念です。3人が参考にしています
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