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- 昭吉の湯の口コミ 大当たりだわ。。爺。
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アルカリ泉を求めて観音温泉に向かう途中、偶然、看板を発見。
秘湯の予感、、予定を変更し、寄り道を決める。
私有地入口から駐車場までは、開拓してる感たっぷりの急坂、
単車だと一気に登りきってしまいたい。。。
温泉の質は待望のアルカリ単純、ヌルヌル具合も絶妙。飲泉可。
温度は湧湯口付近は当然熱いが、浴槽が広いので問題無かった。
浴槽からの見晴らしは、浸かると目隠しが邪魔になるが、
立ち上がれば、これぞ山上の秘湯、という景観が広がる。。。
夜は、星がさぞかしキレイに見れるんだろうなぁ、、、きっと。
浴槽の岩や浴場設備は比較的新しく見え、清潔感を感じた。
母屋の雰囲気は寺の御堂に近い、、入口に賽銭もあった。謎だ。
柱屋根の重厚感はかなりのモノで、とにかく立派なんだわ。。。
浴場の上と下で、全く時代が違う気がしてならない。てか違う。
気になったので、昭吉爺への直接インタビューを試みた。
案の定、成功した。以下、御報告致します。
係員呼び出しは、支払所備え付けのベルを鳴らすようだ。
ベルらしき物を発見、私の場合それは軒にぶら下がっていた。。
私には、かなり使い込んだ鐘にしか見えない。。ベルだわな。。
無心で鐘を鳴らす。音はまさに除夜の鐘のアレであった。。
昭吉御大が御出座。それとなく会話は始まる。
昭吉の湯は、およそ15年程前に、爺が掘り当てたそうな。
湧湯の掘削には岩盤等もあり、800Mも掘り下げたとの事。
500Mで湧き出す計算だった模様。。だいぶ苦労したようです。。
支払所と駐車場の間に、赤いポールが地面から出ています。
そこが掘削箇所だと、爺が説明してくれました。
実際の源泉は60℃位あるとの事で、途中で冷ましているとの事。
湯船への湧き出し口が上向きなのも理由があり、
ボコボコと直接空気に触れさせて、少しでも冷ます為との事。
とにかく山で、今の母屋はイモ畑だったそうな。。なるほど。。
母屋は当時、木材を湯河原から運び、大工さんがこの地に、
建立してくれたとの事。。爺、、凄いじゃないか・・・
バンガローは勢いで作ったとの事、しかしながら、
料理人を雇う程までの勢いは無かったとの事です。なるほど。。
バンガローは、人数料金制との事です。。
1人1泊3000円(700円の入浴料込み)。
1部屋1人泊で3000円、1部屋2人だと1泊合計6000円との事です。。
爺と話をして、どうしても愛着が出てしまいますが、
とても良い温泉でした。☆5つです。
また訪ねる事になると思います。
爺には申し訳ないけど、温泉好きの知り合いにだけ教えて、
世間には、内緒にしておきたいくらいです。
秘湯よろしく、この貸切率も貴重なのです。。
遠くからバッチリ看板出ちゃってるけどね・・・
8人が参考にしています