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投稿日:2010年8月31日
北海道放浪3.「神恵内温泉 998」 (神恵内温泉 リフレッシュプラザ・温泉998(閉館しました))
イーダちゃんさん
[入浴日: 2010年8月4日 / 2時間以内]
33.0点
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44.0点
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33.0点
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2010年8月4日---さすらい温泉の旅4日目、北海道上陸3日目のイーダちゃんは一晩お世話になった「二股らじうむ温泉」を後にして、積丹半島方面にクルマを走らせはじめました。
ルート52から日本海沿いのルート229に出て、進路は北東へ。
寿都町から岩内に出て、柏村から神恵内(カモエナイ、と読みます。僕も全然読めんかった)村へ。
二股に泊まった昨夜はかなりの上天気だったのですが、今日は一転しての薄曇り。国道のガードレール下の日本海の鏡がその曇った鈍色を映していて、気温自体は結構むしむしと暑いのに、どことなくうすら寒いような気配が海沿いの風景全体にたちこめています。
「うわー やっぱ、ここは北海道なんだな。怖いや」なんて真冬の情景をふっと空想して、一瞬首をすくめたりしながらのながら運転をほぼ2時間あまり。
ルート229沿いの風景は、なんかアイルランドの田舎を走ってるみたいに、もー 閑散。ひとはどこにいるの? 家はどこにあるのって世界です。こーゆー光景を見てると、都心の朝のラッシュって一体なんなのって分かんなくなります。
岩内からようやく都市の香りがしはじめて、泊村からは漁師町のエリア。潮の香りががぜんきつくなってきて、岩々の質感も硬質になってくると、さあ、目的地の神恵内村にいよいよの到着です。市役所をこえて、目立たない十字路の急斜面の高台を上れば、そこに「神恵内青少年旅行村」がありました。
ええ、キャンプ地なんです、ここは。旅行の全日を旅館ですごしたら高くてたまんないんで、イーダちゃんは愛車のなかにテントを積んできているのでありました。
で、こちらの「旅行村」で使用料を払って、場所を選んで、マイ・テントを張るわけなんです。イーダちゃんは日本海の見下ろせる崖のそばにマイ・テントを張らしていただきました。で、やや暗褐色の日本海を眺めてぼーっとしてたんですが、ふいに受付で割引券をもらった近場の温泉「神恵内温泉リフレッシュプラザ・温泉998」へ行ってみる気になりました。
こちら、ええ、なかなかいいお湯でしたよ。茶系の濃ゆいお湯なのに、塩辛さが半端じゃないのにはいささかたじろがされるモノがありましたね。ただ、ごんごんさんもクチコミされているように、内湯の塩素臭がハンパなく強く、僕の減点はあくまでそのためですんであしからず。
露天のお湯はよかったです。汗が引かないのが困るほどのあったまりぶりがなんともイカしてましたねえ……(^.^;>
ただ、真夏の北海道の露天はみんなそうだと思うんですが、アブがここも凄かったです。(前日の二股らじうむでもそうでした。頭とまったアブを追い落とすために、何度全潜りしたことか!)家族連れの子供さんなんて全力疾走して逃げ回ってましたもんねえ。あれには、ちょっと笑ってしまった。
お風呂からあがるとたそがれは前より濃くなっていて、イーダちゃんは、ああ、いかん、早くキャンプ場に帰って飯を炊かなければ、とやや急ぎ足で駐車場の端のほうにとめた愛車に乗り込んでいくのでありました。1人が参考にしています