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投稿日:2016年10月4日
「今日はどこの湯に行こう」温泉を選ぶ条… (天然温泉 仙台コロナの湯(旧 大江戸温泉物語 仙台コロナの湯))
すぱ太郎さん [入浴日: 2016年10月2日 / 5時間以内]
33.0点
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22.0点
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「今日はどこの湯に行こう」温泉を選ぶ条件として、効能、泉質、掛け流しなどこだわるが、結局一番近い所で「仙台コロナの湯」。正式には頭に「大江戸温泉物語」と付くが、それを冠にするとお台場や浦安のをイメージされ誤解しやすい。泉質も設備もサービスも料金もまるで違う。こちらで江戸情緒を感じるとすれば「厠(かわや)」ののれん位で、露天の夜空に瞬くコロナのネオンが、いと可笑し。地元では「コロナ」で通ります。
家から15分の近さが魅力だが、駐車場が第1から第7くらいまで点在し、潔く第7に向かうのが正解。1、2、3…と巡ると結局第7へ行き着き+15分要する(笑)。
料金は一般に¥700が、風呂の日に11枚綴回数券¥5,500を求めると@¥500。安い、近い、一日過ごせます。飽きるけど。
内湯は全て白湯。興味がないので座り湯で休む程度。サウナは高温とミストの2種。実は太郎はこのミストサウナと自然放熱で費やす時間が一番長いかも。15分×4~5回位、水風呂は入りたいけどパス、浴場(座り湯)の室温でゆっくり余熱を下げていくと1000~1500ccの効果的なデトックスができる。
露天は天然温泉エリアで、泉質は低張性ナトリウム-塩化物泉。塩みが弱く味醂のような甘みもほんのり主張している。何だろうかコレ。風呂の定番は中央の岩風呂と壷風呂で、炭酸ガスが溶け込み、少し待てば気泡は付くが、ほんの微炭酸です。他は、寝湯が虎視眈々的人気で、座り湯、東屋の付いた木の風呂(厳密に「桧」の表記はなし)はそこそこ。それぞれ趣向を凝らし飽きさせない工夫だが、太郎はデトックスと交互にやっている。
さて、本日一番驚いたのは人の少なさです。土曜日なのに平日より少ない。場所によっては戒厳令のような静けさを見せ、尋常ではない。築館の新しい温泉の開業に、こんなにも影響するわけがない。何事だろうと考えてみると、新田・岩切・田子・岡田・荒井…「コロナ」の周囲は仙台の穀倉地帯で、それらしいネイティブな客層も温泉にいらっしゃる。ここ数週間雨にたたられており、今日は夏日を超える秋晴れだ。なるほど、稲刈りで忙しく温泉どころではないと推測できる。また、ウェルサンピア(七郷温泉)が閉められ、流れ込んだお客様も相当いるのだと併せて感じました。この日の仙台平野はコンバインの快音が鳴り響き、各農家さんは豊穣の喜びに沸いたことでしょう。10人が参考にしています
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