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投稿日:2023年6月20日
岩の仕切り壁が野趣溢れる巨大な大浴場… (川内高城温泉 川内岩風呂)
きくりんさん [入浴日: 2022年4月15日 / 2時間以内]
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岩の仕切り壁が野趣溢れる巨大な大浴場
ノスタルジックな昭和の時間が流れる川内高城温泉街に佇む、平成25年(2013年)にリニューアルオープンした日帰り温泉施設。平日の午前中、利用してみました。
温泉街を散策しつつ、竹屋本館で日帰り入浴をお願いしてみましたが、当日はお風呂の改装中で残念ながら利用できず。代わりに、別館の岩風呂がやっているので、そちらへどうぞとのこと。
道を挟んで向かい側のちょっと引っ込んだ所に別館があり、入浴料350円はここの受付で。その奥に湯小屋があり、男湯は木のアーチがある左側です。
棚とコインレス鍵付きダイヤルロッカーが並ぶ脱衣場には、有料ドライヤー(20円)も完備。浴室に入ると、左側と奥に6人分の一部シャワー付カラン(カランも温泉)がある洗い場。公衆浴場としての装いなのか、石鹸などのアメニティはありません。
右側に6人サイズと10人サイズのタイル張り石枠内湯があり、いずれも無色透明の単純硫黄温泉[源泉名: 川内3、16、19号]が、源泉かけ流しにされています。泉温46.9を加水・加温せず、奥が43℃位、手前は42℃弱位で供給。PH9.0で、肌がツルツルする浴感です。循環なし、おそらく消毒もなし。岩の湯口から注がれ、口に含むと硫化水素臭がして、苦玉子味がします。
続いて、手前ある4人サイズの檜造り内湯へ。こちらは少し低い位置にあり、ちょっと隔離された感じ。湯温は、少しぬるめの41℃位です。
また、左側に1人サイズのタイル張り浴槽もありますが、こちらは水風呂。火照った体をクールダウンでき、交互浴も気持ちいい。
露天風呂は無いので景色を楽しむ湯浴みはできませんが、たまたま時間帯が良かったのか、しばらく貸切状態でまったりできました。
ラドン含有量: 0.7X10ー10 Ci/kg(2.6 Bq/kg)
主な成分: ナトリウムイオン71.4mg、アンモニウムイオン1.0mg、カルシウムイオン1.1mg、フッ化物イオン1.3mg、塩化物イオン10.8mg、硫化水素イオン2.1mg、チオ硫酸イオン3.7mg、硫酸イオン22.6mg、炭酸水素イオン95.2mg、炭酸イオン27.0mg、メタケイ酸88.4mg、遊離二酸化炭素0.2mg、成分総計325.9mg
※なお、平成21年の分析書だったので、間もなく更新かも知れません。15人が参考にしています