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飛島村の公共施設です。
場所は国道23号線名古屋方向へ交差点「竹之郷東」を左折(北へ)、2つ目の交差点(信号なし)を右折し500mほど行った道沿い右側にあります。
建物は村営の公共設備で複数階ある建物ではないので、地味で分かりにくいですが周りにはそんな広そうな建物は無いので間違えることは無いかと思います。ただ、とても目立たなくここか?と少し戸惑ってしまうかもしれません。また夜は周りに明るいところも少ないですし、この建物自体、玄関あたりにしか電気をつけていないので道を間違えるとなかなか見つけにくいかもしれません。
一般向けの営業時間は
《月曜日から金曜日》午後6時から午後9時
《土曜日・日曜日・祝日・12/28から1/4》午前10時から午後9時
となっています。平日は3時間しか営業していないので要注意です。
平日の午前から昼過ぎまでは飛島村内のご年配の方向けに無料で開放しているようで、午後4時ごろ一旦湯を抜き、一般の方向けには午後6時から営業を開始します。1日2回湯を張るということで湯の鮮度は高いということになるでしょう。
入口のガラス戸には「飛島村ふれあい温泉」の文字と「飛島村シルバー人材センター」の文字が。ここはシルバー人材センターと共用の施設でもあります。建物自体はとても新しく、入浴施設の方は以前は村民または在勤者のみに限られていましたが、今年の4月より一般開放されたようで。
料金所にいた方の話では源泉は閉店した「コーワレジャーランド」で使われていたもので、ふれあい温泉まで引っ張ってきて使っているそうです。
到着時は平日の午後7時30分ごろ。
玄関はとても静かで、最初ここでいいのかと少し戸惑ってしまいました。料金所は入口より奥まったところにあります。脱衣所前に簡易な料金所がありそこで500円を払って入場。
障子と木の落ち着いた脱衣所を過ぎ、浴室内へ。
・ミストサウナ
・直径3mほどのジャグジー(約41.5℃)
・3x6mほどの中浴槽(約42.5℃)
・10人ほどの洗い場
・シャワースペースが1つ。
という内容。ただ、天井が高く面積以上に広さを感じます。
7時30分過ぎで脱衣所・浴室あわせて12人程度。でも、入った時点が一番多かったようで、この後人は徐々にいなくなりました。
ミストサウナは45~50℃標示。中には時計はありません。もうもうとしていて1m離れると人の顔がわからないほど。広さは5人ほど。水風呂は無し。
内湯浴室外には庭のようなものもありますが施錠されているので、外に出てクールダウンということはできません。基本内湯のみと考えた方がいいでしょう。
ただ、設備的にこれで500円というと考えると少し高いような気がしないでもないかと。
(まぁ、前日行った海津温泉と比較してしまうので余計そう思ってしまうのですが)
温泉の方ですが、ほんのり飴色。長島系を薄めたような色合い。
匂いも長島ぽっく若干の鉱物臭。
塩素臭は感じません。手のひらや足の裏のような皮膚の厚いところはややヌルヌルしてくるようですが、肌全体がヌルヌルするというところまでは行きません。
なめてみましたが、まったくの無味。
国道23号を長島方面へ向かえばこれより濃い温泉がままあることを考えるとこの温泉が惹かれる部分は少ないですね。
浴後はやや突っ張り感あり。ポカポカ感の持続は比較的長く続きました。
どちらかというと冬向きな温泉だと思います。
源泉名 飛島温泉2号泉
単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温 46.8℃、
Na 95.9、K 2.0、NH4 0.8、Mg 0.4、Ca 2.9、
F 0.3、Cl 49.0、Br 0.2、HS 0.2、HPO4 2.1、HCO3 205.0、CO3 0.8、
メタケイ酸 69.7、メタホウ酸 2.2、CO2 5.3、
溶存物質431.5mg/kg、成分総計 436.8mg/kg、
温泉分析年月日 平成15年8月8日
加水無し、加温あり(源泉を貯湯槽に貯めておくため加温)、循環あり、塩素系薬剤使用。5人が参考にしています