-
投稿日:2013年2月3日
ごみごみした住宅街にある黒湯 (照の湯(てるのゆ))
練馬春日町さん [入浴日: 2013年1月12日 / 2時間以内]
33.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
本格的な温泉に行くには中途半端な土曜の午後、どうしても温泉に入りたくなり、黒湯で有名な大田区の温泉銭湯に行ってみた。
近くのスーパーで買い物をして、そこの駐車場に車を置き、照の湯に向かった。雑然とした商店街の突き当たりに位置し、となりのスナックから響くカラオケの大音量が蒲田らしい。温泉とは無縁と思えるような場所だ。
脱衣所に入り、浴室をガラス越しに見ると大きな富士山が壁に見えた。西伊豆から駿河湾を通して見た富士の景色だろう。幾つか浴槽があるが、どこに黒湯があるのだろうと探すと入ってすぐ左手に加温なし状態の一人用サイズ、屋外に加温された3,4人サイズの黒湯浴槽があった。
色は醤油のような色だが、特徴ある臭いを放つでもなく、際立った味がするでもなく、あっさりとした浴感。ただ、湯上り後もしばらく温かさが持続するような気がした。脱衣所に掲示されている温泉分析書によれば、成分総計約2,200mg/kgの低張性弱アルカリ性冷鉱泉である。温泉気分に浸れるとまではいかないが、家の近くにあったらちょくちょく行ってしまうかもしれない。7人が参考にしています
-