-
通常の銭湯が一階部分にあり、二階はサウナで入口も別。当然料金も異なる。私は一階の銭湯部分しか入浴経験がないのでそちらの紹介にとどめる。
銭湯としては比較的大きな部類に属するだろう。ただ、脱衣場はさすがに古さと管理の甘さを感じ、清潔感に欠ける。便所の鍵がかからなかったり、トホホな状態。貼ってある映画のポスターも、ヤクザ物かポルノ、地域性が露骨に出ているが、こういうポスター見てみるのも、すこぶる庶民的な銭湯へ行く楽しみの一つなのだが。
浴室に目を移すと、浴室の形状から浴槽まですべて曲線で構成されているのがここの個性の一つ、ジェット付きの大きな主浴槽に隣接して人工炭酸泉があり、ここは浅めの浴槽にぬるい湯が注がれている。身体に泡が付着してなかなか良いものである。横には蒸気風呂。
緑色の入浴剤が入った浴槽もあり、ぬる湯で良いのであるが、どうも湯がくたびれた感がある。悪く言えば垢じみた湯なのである。昔からいつ来ても緑色の入浴剤というのも芸がない。
向かって左側には水風呂のあるエリア、ここにもカランが所狭しと並ぶ。
入浴客の大半は地元の高齢者、一種物悲しさを覚える。
また、私も最近知ったことであるが、ここはある種の趣味を持った男達のたまり場でもあるらしい。それを知って以降、私は一度もこの銭湯に足を踏み入れたことがない。別に実害はなかろうが、気味が悪いので・・・・。2人が参考にしています