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日曜の夜の入浴。たまたま近くのループ橋を見学したので帰りに訪問したという感じ。一部、マナーのなっていない親子数組がいたものの、曜日・時間の割にはすいていた。
「やまと」と言えば、亀山からの運び湯が多いのだが、こちらは自家源泉。とはいえ単純泉を塩素パンパンで使い回ししており、浴感もなく、臭いも塩素臭のみ。「すべての浴槽に天然温泉を用いております」と書いてあったが、温泉の有難味を感じることはなかった。例によって露天風呂が中心の構成であるが、壷湯とぬる湯と熱い湯の3種類。ぬる湯は37度程度であり、季節によっては心地よい温度だと思う。熱い湯で42度程度。壷は向かって左側がぬるく、右側がやや熱かったが、元来そのような調整をされているのかは不明。ぬる湯の浴槽の方が大きく、今回はそちらを中心に入っていた。
施設そのものは、よくある「やまとクオリティー」に沖縄風味のスパイスを振りかけた感じである。そもそも湯質を楽しむところではないと思うので、塩素が多くても仕方ない面もある。概して客層は厳しく、プールのようにぬる湯ではしゃぐ子どもと、それと一緒に素もぐりコンテストをしている父親達。タオルを湯につけて搾ったり、湯をかけあったり。子ども以前に親の教育からやりなおさないといけない。まあ尤も、そのような人々が通ってくれているお蔭で他所の共同湯が荒らされずに済んでいると考えれば、こちらの存在意義は大きいと思う。0人が参考にしています