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ここのビル地下には巨大な地下駐車場があり、車での来場も便利、また二時間までは駐車料金無料なのも嬉しい。天然温泉湯の国ジャポンは二階にあり、エレベーターで二階に上がることになる。
のれんをくぐると脱衣場にロッカーがあったので、鍵を差し込んでみたが全く開く気配なし、途方に暮れていると、親切な人が「それは向こうのロッカーの鍵だと思いますよ」と教えてくれた。手前のロッカーはスポーツクラブ用のロッカーであったらしい。紛らわしい構造になっている。
浴室に入ると、やや広めの銭湯といったところ。シャンプー類等は常備されているが、600円の入浴料では当然だろう。サウナ水風呂に加え、主浴槽、寝湯、打たせ湯、気泡風呂を有するが、天然温泉の実感が湧かないのが致命的な欠点。単純泉の塩素入り循環湯であるから期待はできないが、ほとんど白湯と判別しかねるレベル。それも紛らわしいことに、広い主浴槽には白湯と記載してある。水風呂以外は全て天然温泉のはずなのに。
打たせ湯のマッサージ効果はなかなかのものだった。レストルームという一角もあり、休息も可能。尤も、ベンチが二本程置いてあるだけのものだが。
ここは所詮スポーツクラブの付属入浴施設レベルにとどまり、温泉に期待すると大はずれである。付属入浴施設とするなら、天然温泉など不要で、もっと安価な入浴料にすればよいのにと思う。いずれにせよ、この類の入浴施設に入るくらいならば、街の銭湯の方が余程情緒があって良い。0人が参考にしています