-
3月に入浴の折にも、また昨日入浴の折にも感じたことだが、露天風呂の湯舟に岩の間から注がれる源泉の量が以前より増加している。注がれる源泉をすくうと、天然温泉の香気がまた格別だ。注がれる源泉が多いと、清潔なかけ流しとなるのでまことに有難いことと感謝せねばならない。そのためか、以前と比較して湯の表面に浮かぶ垢じみた浮遊物が減ったような気がする。入浴者の多い人気のある施設ゆえに多少の汚れはやむを得ないが。
昨日は珍しいことに、BGMはクラシックのピアノ演奏であった。演歌とムード歌謡しか流れていないと思っていたのに、意外だ。どう見ても、演歌が似つかわしい施設で、一貫して演歌ばかりと想像していたが、そうでもないらしい。
大阪近郊の住民で、塩素臭の一切しない源泉かけ流しの湯を近場で堪能したければ、ここが最適と思う。飾り気のまったくない鄙びた共同湯のような雰囲気が格別である。1人が参考にしています