-
奥津温泉は小さな温泉街であるが、その中でも高台にあって、最も近代的な宿泊施設と言えよう。この温泉街にはあまり近代的なのも似つかわしくないかもしれないが。
玄関はホテル形式、立派なロビーとカウンターがあり、ロビーに設置された応接セットに座って庭を眺めることができるが、庭はプールで、冬場にプールを眺めても仕方が無い。
浴室は男女別内湯と混浴露天風呂、混浴露天風呂を目当てに訪問したのだが、生憎本日は湯温が低く入浴不可能の由、冬場は利用不可能なのではなく、大量の雪が浴槽に混入したため、湯温が下がりすぎて入浴に適さないとのこと。残念。
気を取り直して内湯へ突撃するも、ここは平凡、ホテル形式の比較的大きな浴槽はほぼ循環の湯と考えてよく、ここも同様。若干の塩素臭も残念。奥津温泉の湯はPHが9を超えるはずにもかかわらず、ここではさほどの滑らかさを感じなかった。無色無臭の無個性な湯。
露天風呂があれば、もっと優れた浴感を感じたかもしれないが、平凡な内湯だけでは500円というのも高い気がする。1人が参考にしています