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日が落ちてからの訪問で、国道1号の本宿町沢渡の交差点を南に曲がってからしばらく行くとでかい看板があります。方向の指示があり、そのまま走っていくと小さな看板や電柱の看板が次々と現われて住宅地の中を多少ぐるぐる走らされます。
自分のナビだとあまり細かすぎてどうもすっきり案内してくれなかったので、看板の指示通り進まれることをお勧めします。ただ、暗い中進むと案内を見落としてしまうこともあるかもしれませんので、ゆっくり進まれるとよいでしょう。
しばらくすると門。門の左右には阿吽の像があり、その奥にはネオンのようなLEDの線上の明かりに案内されて敷地内へ。離れた所からでもその線上の明かりは時々見えていましたので、その明かりの方向にこの施設があるということがわかると安心できると思います。
駐車場に着くと今度はかなりでかい阿吽像。すごいインパクトあります。
クチコミどおりにJAFのカードを見せ割引料金にて入館。到着時は平日の午後6時過ぎ。脱衣所に入ると人がいない。。。浴室も。。。。
確かにこの日は雨が降っていましたがたまたまなんでしょうか?しばらく貸し切り状態を楽しむことはできましたが。
脱衣場は広いですね。椅子や長椅子も豊富に備え付けてあります。
ロッカーは小さいなぁと思っていたら、壁際と奥の方に縦長のロッカーがありました(気付かず小さい方を2つ使ってしまった)。いずれも100円返金式。
ロッカーのカギは鍵そのものとナンバーがしるされたプラスチックに紐が通してあるような簡易のもの。サウナの中でアチチです。値段は高いんですから、こういうところも徹底してもらわないと。
タオル・バスタオル・歯ブラシ・髭剃り・ナイロンタオル・浴衣は自由にどうぞという状態。ボディソープ・リンスインシャンプーはもちろんありますが、リンスインシャンプーの質があまり良くないかな。
内湯はサウナ・水風呂・10mX2mの浴槽が1つ。
露天は2.5mX2mの浴槽が1つ。
サウナは92~96℃表示。12人ほど。目盛りのはっきりしない60分計のみでやや見難い。無音。体感的にはやや温めから普通といったところ。水風呂は2人ほど。冷ため。
内湯浴槽の3分の2ほどが、バイブラやジェット系の泡ぶくぶく状態。残りの部分には時々流れる打たせ湯も設置してあり、エアロゾルを避けたい人にとってはちょっと辛いお風呂です。
ヌルヌル度はどちらかというと弱め。塩素臭は微弱に感じます。
露天は3人ほど入ればいっぱいになってしまうような広さ。でも露天の方の塩素臭はちょっと凄すぎ。。。。お湯を手ですくって鼻元まで持ってくるとむせかえりました。単純比較だとプール以上(プールのような冷たい状態に比べると温度が高い分、余計に蒸発しやすいから比較にはならないかもしれませんが)。ここまできついのは自分の経験上最強かも。たまらず内湯に避難してしまいました。
クールダウンできそうなところは内湯には長椅子1つ、普通の椅子が3つあり。
露天には長椅子1つ。
炭酸水素イオンのせいだと思いますが、肌の油分が結構取られます。肌の水分も軽く抜けたような感じになり、乾くと肌はさらさらとした感じに変わっていきますが、その過程で同時に体温も抜けやすくなります。肌の薄そうなところ、たとえば肘の内側などで涼しさを感じました。重曹泉は冷えの温泉であることをよく実感できました。どちらかというと夏向きでしょうね。
浴室内での娯楽要素もあまりないですし、またさまざまな浴槽があるというわけでもなく、温泉の質も飛びぬけていいわけでもないという状態で。備品で価格に見合った価値を見いだせるほどのものではないかな。割引なしで1500円という金額は、やはり皆さんおっしゃっているように適正価格とは言えないでしょうね。岡崎には人気のある入浴施設が出来ていますし、このあたり見直した方がいいと思います。
源泉名 瑞雲乃湯
ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性アルカリ性冷鉱泉)
[源泉]泉温21.4℃
Li 0.2、Na 460、K 4.3、Mg 1.1、Ca 1.3、
F 8.3、Cl 5.7、SO4 0.7、HPO4(リン酸水素)0.3、HCO3 1110、CO3 62.7、
メタケイ酸17.0、メタホウ酸 47.0、
溶存物質 1.325g/kg、成分総計 1.329g/kg、
温泉の分析年月日 平成15年11月11日
加水無し、加温有り、循環ろ過装置使用、塩素系薬剤使用1人が参考にしています