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【特徴】
この施設はスーパー銭湯に近いもので、温泉にはまったく期待すべきではありません。湯の塩素臭は比較的強く、浴槽によってはプールに近い濃度の塩素臭があります。「温泉」のイメージを期待して行くと、必ず不満が出ますので注意が必要です。
しかし、ちょっとしたレジャープランやリラクゼーション、食事施設等が整っていますので、風呂にも入れる家族で遊びに行く場所と考えると良い施設でしょう。
【脱衣場】
脱衣場や化粧台は広く、ロッカーは幅は狭いものの高く取っており、(脱衣場が混んでさえいなければ)大きくて使いやすく、鍵はECシリンダー様の防犯性の高いものが採用されています。デジタル式の体重計が用意されています。
【洗面・化粧台の設備】
整髪料等は準備されていません。が、トレハロース水やヨモギ水といった化粧水は備えられています。他にはドライヤー、クシ、ブラシ、ティッシュが備えられています。ドライヤーの風量は十分です(日立のHD-1301)。
【浴室】
浴室入り口に冷水機が用意されており、自由に水を飲めます。これは長湯をする人にとっては非常に便利です。
浴室の洗い場には仕切り板がついており、一つのコーナーごとに十分な広さがありますので、周囲に気兼ねなく湯水を使える設計です。用意されているのはボディーソープ、シャンプー、リンスで、いずれもポーラの業務用(SHOWER BREAK)が備えられています。
サウナは通常の高温サウナの他に80度~90度のサウナがあり、温度の低い方はいわゆる塩サウナです。単にタイル張りで塩の入ったバケツが置いてあるだけですが、塩サウナを楽しめます。高温サウナの室内は広く、12~15畳程度はあるでしょうか。控え室を挟んだ二重扉になっているため、人の出入りで温熱が逃げにくい設計です。
従ってサウナを目的に行くならば非常に良いのですが、その場合「和風呂」の水風呂の位置がわかりにくいので注意が必要です。洗い場のブースのすぐ左横の浴槽が水風呂で、普通の風呂と同じ大きさで隣り合わせになっています。「洋風呂」のほうはサウナから出てすぐ前の丸い風呂が水風呂ですのですぐわかります。
【注意点】
ここは幼児が無料のため、夕方になると幼児連れが増え、場内が子供の遊び場化し、騒ぎ声で充満します。静かに入浴できる環境ではないので、夕方以降とホリデーは避けた方が良いでしょう。1人が参考にしています