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投稿日:2011年9月24日
塩化物泉を噴くなまはげを見に行った (男鹿温泉 元湯 雄山閣)
練馬春日町さん
[入浴日: 2011年9月19日 / 2時間以内]
44.0点
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なまはげの口から間欠泉のように吹き出す湯に興味があって、目的地である青森の深浦の前に立寄ってみた。
台風15号に刺激された前線の影響で訪問時の秋田県内の天気は荒れていた。秋田道を降りてから結構走って、11時前に雄山閣に到着。ちょうど宿泊客もいなくなって閑散とした雰囲気が漂っていた。
男湯は内湯と外湯の2つ。内湯はなまはげの口から、外湯は引湯パイプから、それぞれ不定期に激しい音を伴って湯が噴出している。淡い褐色に緑が差したような湯をなめると塩味にダシのような甘みをわずかに伴っている。色はそのときによって、無色、褐色、白濁、黒みを帯びたりするようだ。昭和14年の地震で湧き出したという源泉は隣の草地にあり、風呂場から湯を引いている様子が見える。
湯の噴出しも面白いが、噴出し先にある浴槽の木枠に固着した析出物の盛り上がり(写真)が、年輪を感じさせるとともに成分豊富な湯であろうことを物語っている。2人が参考にしています