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投稿日:2013年4月13日
新鮮な海鮮料理がすばらしい (網元の宿 清進丸)
湯巡り三昧さん [入浴日: 2013年3月14日 / 1泊]
44.0点
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22.0点
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33.0点
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44.0点
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55.0点
「網元の宿 清進丸」さんは伊豆半島の北西部にある戸田温泉(へだ温泉と読みます)にある客室9室の小さな宿です。
戸田温泉は1986年湧出の新しい温泉です。共同湯1軒と旅館9軒、ペンション4軒、民宿36軒があるそうです。戸田温泉の源泉は共同湯の「壱の湯」の源泉しかないので、温泉のある宿は少ないようです。ここ「網元の宿 清進丸」さんは「壱の湯」が出来た時に温泉を引きたいと申し込んだが引くことはできず、「壱の湯」に併設されている温泉スタンドから湯を運んでいるそうです。
浴室は男女別にあります。露天はなく内湯のみです。浴槽は3名入れる程度の小さなものです。カランは3つです。温泉は運び湯なので完全循環式ですが、入浴客が少ないためか湯の劣化は感じられず、塩素臭も感知できないレベルに抑えられており、快適に入浴することができました。
無色透明の湯でヌメリ感もない特徴の薄い湯です。
伊豆と言えば有名な温泉がいくつもあるのに何故こんなマイナーな温泉に大阪からわざわざやって来たかと言うと、戸田でしか食べられないタカアシガニが目当てでした。タカアシガニプランのある宿の中でもこの宿が一番安かったのでここにしました。他の宿では2万円近くするのですが、この宿は一泊二食付きで10,500円でした。
料理はとても1万円ほどの宿とは思えないほど豪華でした。この宿は漁師がやってる宿なので、市場で魚を仕入れるしかない他の宿と比べて、圧倒的に新鮮な海鮮料理を安く提供できることがウリの宿です。タカアシガニも良かったですが、それ以上に感動したのが刺身の鮮度です。ひと目見ただけで「この刺身は違うぞ!」とわかるほどの鮮度でした。特にアカザエビの刺身は甘味があり、ねっとりとした食感ながら適度にプリプリしていて旨かった。
温泉の評価は2点ですが、料理が良かったので総合評価は4点とします。
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(成分総計2,339.0mg/kg、51.8℃)5人が参考にしています
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