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投稿日:2010年7月29日
私の湯治場。 (山空海温泉(さんくうかいおんせん))
猫柳さん [入浴日: 2010年7月18日 / 5時間以内]
55.0点
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55.0点
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22.0点
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44.0点
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この温泉を知ったのは、この「Nifty温泉」での先達様方のクチコミによるものでした。先達様に感謝を。
京都の自宅から1時間弱、手近な場所で湯治の雰囲気を味わいたい気分の時にはここを訪れます。ここでなければ「北白川不動温泉」か「北白川天然ラジウム温泉」を選択するでしょう。
泉質はナトリウム-炭酸水素物泉とのことですが、私的には硫化水素泉のように思えるほど硫黄の香りが強めです。
42度と36度の加温浴槽、そして夏でも冷え冷えの源泉浴槽の交互浴はこたえられないほどの至福。浸かればその夜になっても身体からは硫黄の甘い香りが漂う、誠に結構な温泉です。
皆様のクチコミ通り、ここは一般のスーパー銭湯とは一線を画す施設でありますので、利用者にもそれ相応の常識と心構えが求められます。
この山中の秘湯、温泉好きが集う場所がいつまでも続くよう、私も気をつけて通わせていただきたいと思いました。
お湯については沢山の皆様が既にクチコミをされていますので、ここは少し切り口を変えて、愛らしい湯守の紹介を。
ここには3匹の犬が飼われていまして、レトリバーの血が濃いと思われる2匹は「そら」と「ひな」。この写真はそのどちらかです。(毛のふさふさ具合で判別はできるのですが、どちらがどちらか忘れてしまいました)
この2匹、初対面の相手には歓迎の吠え声を上げながら突撃してくるのが常なのですが、慣れてくると歓迎の代わりにまとわりついて「撫でろ撫でろ」と催促をしてくるようになります。撫でるのを止めると、手を置いたり顎を乗せたりして「もっと撫でろ」のお代わり要請も。
とにかく人なつっこく、とても甘えたがりですので、犬好きの人にはたまりません。湯の質と並び、この可愛らしい湯守もこの温泉の魅力の一つかと思います。
もう一匹の雑種の「さん」は、頭を触られるのが嫌いで気分により噛み癖があります。気分がいい時にはこの子もまとわりついてくる事がありますが、触らない方が無難です。
ちなみに、「ひな」というのは預けられた先で定着してしまった名前のようで、元の名前は「うみ」だそうです。
3匹揃って「さん(山)」、「そら(空)」、「うみ(海)」=「山空海温泉」というのが名前の由来とのことですので、オーナーの犬好き具合がうかがい知れますね。3人が参考にしています
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