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泉質は含二酸化炭素・ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性弱酸性冷鉱泉)である。
内湯のみで四つの浴槽があるが温泉の浴槽は二つであり、広いほうは黄褐色にごり湯(透明度30cm)の循環湯であり、狭いほうは非加熱の源泉浴槽で掛け流しである。
源泉浴槽は17.5℃の冷鉱泉のためかなり冷たいが源泉を掛け流しで堪能できてありがたい。まだ鉄分が充分に酸化していないため透明に近い半透明である。浴槽に入ると多量の赤茶色の湯の華が舞い上がった。強炭酸味+重曹薬味の源泉は泡付きも見られる。鉄分を5.4mg含むため少金気臭あり。肌ざわりは特徴なし。重曹分を多く含む泉質でも炭酸を多く含むため弱酸性となると重曹泉特有のヌルヌル感はでないようである。
ここは一階と二階の浴場が週替わりで男女交替となるが、二階の浴場にしか源泉浴槽がないので、源泉浴槽に入りたいのであれば事前に旅館に電話で確認する事をお勧めする。
画像は旅館の庭の写真です。なかなか風情があって良い。0人が参考にしています