-
7月の3連休、温泉仲間(?)のコバやん、しのみーと共に一泊しました。
両名はリピーターですが私は初めてです。
千歳で大阪から格安航空で来たしのみーを拾い、レンタカーでR36を南下。
同じ白老町内にある「かに御殿」で昼食を摂りました。大泉洋氏お奨めとのことで「どうらー」のコバやんが是非とも、というので行きました。田舎のデカいドライブインといった感で味はまずまずですが、プライスがやや高め?中国人観光客で賑わっていました。
食後、宿の前を通過して室蘭・チキウ岬に行ったものの濃霧で何も見えず、白鳥大橋を渡り登別温泉の地獄めぐりをし、宿に着いたのが16時すぎでした。玄関で名を告げると宿帳記名もなく、そのまま玄関脇の部屋に通されました。部屋は8畳+αといった異型の部屋でしたが3人では十分です。冷房は無く扇風機も卓上扇のようなものでしたが、暑くないので平気でした。
間もなく「前菜代わり」の毛ガニをおばちゃんが運んできました。基本情報にある写真がそうですが、一応、3バイはあるのでしょうか?
このままウェルカム毛ガニにしゃぶりつきたい所ですが、先ずは露天風呂へ。
宿には露天風呂1箇所と内湯が2箇所あり、どれも貸切なのでタイミングがありますが、部屋数は少なく、大体希望通りに入れます。
我々は勿論、露天へ。脱衣所を兼用する通路の先に何故か人工芝の敷かれた浴室があり海側に3人入っても余裕のある湯船がありました。宿は国道より海側にあるので目の前は海です。とは言ってもテトラポットや防波堤があるし、湯船のすぐ先は宿の庭でこれまた何故かブイが置いてあったりと決して見てくれは良くはないのですが、ひとまずは海が見えます。
曇天であったものの海は凪ぎていて、小船で漁をする人が見えました。
温泉は塩辛いかと思いましたが意外や無味でした。適温で入りやすかったです。
入浴後はいよいよ毛ガニ。身も味噌もたっぷりで非常に美味でした。
夕食は18時半から部屋出しで、いかしゃぶ、刺身、鱈の煮付けや山菜など地の物が中心です。料理は美味しかったですが、米がイマイチでした。
酒の持込可で、部屋に冷蔵庫は無いものの、玄関脇に共用の冷蔵庫があり持ち込んだ品を冷やすことができます。我々はダイエー東札幌店で買った酒を冷やし、足らないものは国道の反対側にあるセイコーマートで調達しました。田舎ではありますが国道は片側2車線で結構なスピードで車が迫ってくるので浴衣姿での横断は注意が必要です。
この宿には飼い猫と思しき三毛猫がいますが、自分で網戸を開けて外へ出ていきました。夜中にトイレに行ったところソファの上にその猫が寝ていたのでびっくりしましたが、どうやら自由に出入りをしているようです。
翌朝にも内湯、露天へ入り朝食へ。8時過ぎからということでしたがゆったりとしており、実際に配膳が終わったのは半近くになっていました。自家製(部屋の前で栽培し、おばちゃんが朝摘みする)野菜や名産のタラコもでてきましたが矢張りご飯が…。
2食付で7700円がベースですが我々は8900円のプランにしました。素泊まりでの長期滞在も出来るようです。民宿とは言うものの結構快適でトイレはウォッシュレットです。
フロント前に宿の写真(露天が中心)があって希望者は自家製野菜と共に貰えます。
バリュー・フォー・マネーという点では温泉・料理の満足度は高い宿だと思います。0人が参考にしています